これからは環境、健康、そして・・・

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先々月の2月のことですが、日本政策金融公庫が主催の、講演会に参加してきました。
信州アグリフォーラムと呼ばれるフォーラムです。ヤマケンこと山本健治さんが講演をされました。

ヤマケンさんはフードアナリストで農業流通コンサルタントをされている方です。僕も、以前から何となーくお名前は知っていました。この方が、食にからんだ本を書いた入り、ブログで情報発信を積極的にされていからだと思います。

講演タイトルは「いま消費者から求められる食はなにか?産地はたべものをどう売り込む?」でした。

前半では日本の食文化の変化についてお話しされていました。料理をする文化が喪失されていて、料理をしない/できない人が増えていること。そうした人は素材のことや、本来の味を分からなくなっている、ということをおっしゃっていました。

いろいろな観点のお話しをされたのですが、僕が一番印象に残った内容があります。

それは「Ethical」という言葉。(エシカルと発音します。)
「倫理的な、道徳的に正しい」という意味です。

ヤマケンさんによると「倫理的で道徳的な消費」を志す人が増えてきているのです。
特に東日本大震災以降にその傾向が顕著だということ。環境や健康というキーワードは皆さんも意識されていると思います。今後はこれに「Ethical 倫理」という言葉が付け加わります。

どんなに美味しいものであっても、それが絶滅危惧種を乱獲したものであった場合、それを食べることは道徳的にあっているのでしょうか?ということです。ある意味、環境という言葉とも似ていますが、Ethicalはもっと広い意味になります。

ヤマケンさんの話しを聞いて、Ethicalというキーワードは、今後の食の流れになってくると僕思いました。消費者は、少々高いものであっても、倫理的に道徳的に筋のとおった企業から買いたいはずです。一消費者として僕もそうです。その企業を応援したい意味合いもあるでしょう。昨年、僕もマルシェで販売していて、お客さんの「Ehical」傾向をぼんやりとですが感じ取っていました。

食に関わる企業であれば、このEthicalという要素を取り入れてみましょう。もしくは、すでに実施していないか、自分の事業を見渡してください。なんらかの形で環境に優しいことや、地域への貢献をすでにあなたは行っているかもしれません。食育に関わっていることもエシカルと言えるでしょう。

それは他の企業でも一般的にやっていることでも構いません。自分がどのような想いでそれをやっているのかメッセージとして世の中に発信しましょう。それに共感してくれる人が出てくるバズ。発信しないことはもったいないことです。(逆にあなたが消費者の立場である時は、偽善Ethicalメッセージに気をつけましょう~。)

最後にもう一度、
これからのキーワードは、「環境、健康、そして倫理(Ethical)」!

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年には新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞。
2016年より中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナーとしても活動中。

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