まず農業者が取り組むべきこと

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!

あなたはどんな年にしたいですか?

・新しい作物の栽培に取り掛かりたい。
・収益率の高い作物の栽培に絞り込みたい。
・6次産業化に取り組みたい。
・昨年から試作を繰り返してきた加工品を大々的にリリースしたい。
・販路を大きく広げたい。
・海外展開にチャレンジしたい。
・ブログを書き始めたい。

など、

今年こそは!という目標があることでしょう。

そのために、ラフでもいいので、事業プランを立てることをお勧めします。この事業プラン、書こうと思い立った時は色々アイデアが浮かぶのですが、それを文字に落とし込むのは結構大変・・・。

文章化しようとと思った瞬間に、おそらくあなたはフリーズしてしまいます。

そんなときは、ぜひこんなことを考えてください。

今年あなたは、

1.誰に一番喜んでもらいたいですか?
2.その喜んでほしい人は、どこにいますか?
3.その人へはどうすればアプローチできますか?
4.その人に、何を伝えれば、あなたの想いが伝わりますか?
5.そのために、今後あなたがやらないといけないことは何でしょうか?
6.そのなかで、実際今年あなたが取り組むべきことは何でしょうか?

考える順番は1→6です。この順番で考えることにより、焦点が絞られます。

農業者のあなたは、色々やりたいことがあるはずです。それはそれで素晴らしいことです。しかし、あなたがやりたいことをベースに事業プランを考えると、どんどん発散してしまいます。これがあなたが事業プランを作れない理由の一つです。そしてこれは今の日本の農業の状態でもあります。

だから「誰に喜んでもらいたいか?」から事業プランをスタートしてください。
これはとてもとても重要な質問です。この質問にまずは答えてみてください。

それは、販路を広げて、売り上げを伸ばす近道でもあります。

-田中良介

この記事を書いた人

田中良介
田中良介
世界の最新トレンドとマーケティングに精通しており、食品企業の商品開発やマーケティング活動を支援している。自身もかつては食品企業で、苦労しながら商品開発と販売をしていた経験あり。 日本と世界をつなぐ架け橋となり、食品企業のレベル向上に貢献することがミッション。 海外での講演活動にも精力的に取り組む。
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