小さなワイナリーから学ぶこと

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長野県東御市の小さなワイナリ―であるドメーヌナカジマさんを訪問してきました。

このような小さなワイナリーは「マイクロワイナリー」と呼ばれます。
まだ新しいワイナリーさんで、オーナーの中島さんも30代の若い方です。前々から行ってみたかったので、今回念願かなってお邪魔してきました。

前日に雪が降ったので、到着したとき雪かきをされていました。3月ですが、まだまだ寒い日があります。1時間半ほどお話しを伺いました。

過去にドイツやフランスを含め、複数のワイナリーを渡り歩いてきたことや、ワインに対する情熱など、根掘り葉掘り聞かせていただきました。その行動力は驚きのものがありました。勉強を並行しながら、スピーディにワイナリー設立までされたという印象です。行動力がある方です。

中島さんなりに考えるマイクロワイナリーのあり方や東御市のワイン文化について、そしてこれからワイナリー設立に向けて頑張っている方への提言など、いろいろお話しいただきました。

ナカジマさんのワインを買うのは、今は非常にコアなワインファンの人だそうです。たしかにまだまだ生産本数が少ないこともあり、基本的に完売します。その希少なワインを求めて、ワイン好きの人が買い求めるそうです。日本にはまだまだワイナリーは少ないので、このように気合の入った日本産のワインはプレミアム。本数も限定ですし、僕を含めたワイン好きはやはりこのようなワインを飲みたくなります。(僕もしっかり買ってきました^^)

ワイン造りは、すなわち農業の6次産業化です。ワイナリーというと、ちょっと特殊な感じもしますが、彼らは列記としたブドウ農家です。それを自ら加工品(ワイン)をつくり、販売しているのです。

話しを聞いていく中で、通常の野菜農家や果物農家にも応用できる要素が見えてきました。

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コアとなるお客さんを見つけ出し、コンタクトをとり、ドメーヌナカジマの想いやストーリーを伝え、会員となってもらう。そして前金でお金をいただき、商品ができあがれば定期的に発送し、さらに会員さんをファンとして取り込んでいく。

これら会員さんは、中島さんの挑戦を応援してくれる力強いサポーターです。

もちろんこの先、味や品質を進化させることにより、安定的なファンになっていくのだと思います。その努力は必要ですが、マイクロワイナリーがファンを取りこみ、売上を立てていく仕組みは、見習うものがあります。ある意味、とてもシンプルな仕組みです。

あなたはこの方法が、ワイナリーだからできることだ、自分には関係ないことだと考えてはいけません。これを自分の商売に取り入れてみましょう。完全にその通りにはできなくとも、一連の流れと仕組みは間違いなく役立つはずです。

ドメーヌナカジマさん、お忙しなか、ありがとうございました!
ワインも美味しかったです。一瞬で飲み干してしまいました。

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年には新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞。
2016年より中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナーとしても活動中。

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