6次化成功事例:きたやつハムさん

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先日、長野県松本市でマーケティングセミナーの講師をしてきました。

長野県中小企業振興センター主催の、食品に関わる人向けのセミナーです。中小企業経営者、営業担当者、商品開発担当者、農畜水産物生産者、行政機関担当者等など約100名もの方が聞きに来てくれました。6次化を進める中で出てくる問題や、その対処法についてお話しさせていただきました。

僕の尊敬する6次化事業者の一人である、きたやつハム株式会社の渡邉敏社長が僕の前で講演されていました。きたやつハムさんの真摯な取り組みにいつも感心させられます。

展示商談会に出展したときは、よく近くブースで同様に出展されていらっしゃったので、かつてより色んなことをお聞きする機会がありました。そして、いつも美味しいハムをつまみ食いさせていただいていました(笑)
渡邉敏社長は、考え方がとてもしっかりしていて、人柄的にも素晴らしい方です。

ハムの材料となる豚は、地元信州八ヶ岳周辺で健康的に育てられています。

信州の中でも東信地域(長野県の東側の地域)は年間の晴天率が高く、適度な湿度を保てるため、豚にとって最高の自然環境だそうです。

昼夜の温度さが大きく、年間平均気温が低めな高冷地で育った豚は肉の締まりと脂の甘さが最大の特徴で、本場ドイツのハム・ソーセージ作りに使われている豚肉に負けないレベルのものができるとか。実際食べてみれば、そのレベルの高さが分かります。

きたやつハムさん、DLG(ドイツ農業協会)の国際ハム、ソーセージ品質コンテストで、金賞を受賞されてます。

モンドセレクション金賞を取得している生産者さんは結構見かけますが、これとは全く意味合いが全く異なります。(モンドセレクションは意外と簡単に取れるとか取れないとか・・・詳しくは割愛します!)

このドイツの賞では、品質を徹底的にチェックされます。味、色、香り、歯触り、舌触り、ツヤ、添加物の種類、量、パッケージ、肉質など、審査項目はなんと200種類以上あります。これらを詳細に評価してもらって、金賞を受賞されているので、その品質はもうグローバルレベルです。きたやつハム社長もドイツに足を運んで学んでいらっしゃいます。

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これは6次化で成功されている一つの素晴らしい事例です。

僕なりに考える成功の理由を挙げると、
1.品質に徹底的にこだわっている。
2.ドイツでの評価など、客観的な評価指標を導入している。
3.客観的に自分たちをみて、そのなかで改善点を見つけ、絶えず進化している。

もちろん、それ以外にも色々ご苦労もされて、工夫されていることも間違いないでしょう。

八ヶ岳山麓に店舗があります。山の中すぎて、その店舗までたどり着けない人もいるらしいです。運よく?たどり着けた人は、もう一生行けないかもしれないので、いっぱい購入して帰りましょう!

きたやつハムさん
〒384-0701  南佐久郡佐久穂町大字畑4717-4 営業時間8:30~17:00

フリーダイヤル:0120-307-086 | TEL:0267-88-3986 | FAX:0267-88-3384

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。Web制作やコンテンツ制作の評価も高い。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年 新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞
2016年 中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナー認定
2017年より日本食糧新聞社 特派員としても活動中
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