え?鹿肉のグラノーラ?

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信州ジビエ研究会の商品お披露目会に出席してきました。

ジビエ(gibier)とは、狩猟で得た野生鳥獣の食肉を意味するフランス語で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。脂肪が少なく引き締まり、栄養も豊富なのですが、野生肉特有の臭みがあることから、ヨーグルトに付け込みマイルドにするなど、様々な工夫がなされています。また供給が安定しない課題もあります。

長野県でもこのジビエの普及に力をいれています。信州ジビエ研究会は、信州ワインバレー構想でもご活躍されている玉村豊男さんが代表を勤める会です。

鹿肉ソーセージ、鹿肉のおやき、鹿肉のコンビーフ、ハンバーグ、ガレット・・・など、趣向を凝らした商品が並んでいます。僕の専門は、果物やワインそして野菜がメインなので、ジビエ商品を見るのはとても新鮮でした。

会場で商品を見ていると、ある方が僕に声をかけてきました。「あれ、田中さんじゃないですか!」、みてみるとそこには小諸市でグラノーラを作っている「こでまり」さんの姿が!

「こでまり」さんとは、星野リゾートが主催する軽井沢マルシェで、いつも出店者として仲良くさせてもらっています。僕も嫁もこでまりさんのグラノーラの大ファン。何がすごいって、まず徹底した原料のこだわり。ほとんどが有機栽培されたものを使っています。また甘いグラノーラから、スパイシーなグラノーラまで、食のシーンに合わせたブレンドをされています。
このグラノーラを食べたら、他のグラノーラはもう食べられないくらいです。

しかし何でこでまりさんがここに?グラノーラとジビエの関係は?

聞いてみると、コラボ商品を作っているとのこと。上田市にある泰真株式会社さんと組んで、グラノーラに乾燥鹿肉をいれた新商品です。4月から販売するとのことです。

グラノーラにジビエとは、とても斬新ではないですか。鹿肉には鉄分が多く含まれています。女性にも嬉しい食材です。それを、こでまりさんが作る健康的なグラノーラに入れ込むわけです。鉄分、健康、女性、という切り口で、新たな価値を作り出したのですね。

上の写真は、その鹿肉グラノーラをサラダにまぜたもの。少しスパイシーなグラノーラです。

僕の知り合いの生産者さんは、お会いするたびに進化してます。よい刺激を貰えました。今年の夏の軽井沢マルシェでは、鹿肉グラノーラが並ぶかもしれませんね。楽しみです。

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斬新な発想というのは、

やはり他業界から持ち込まれる場合が大半です。コンビネーション、掛け合わせです。農業が農業だけを見ているのではなく、こでまりさんのように異なる業界に目を向けることが大切です。

僕の発想の源泉は、お客さんから貰えることが多いです。交流会などで、様々な人と話す中で発想が出てくることもあります。直接的なヒントを貰えることはあまりないかもしれませんが、ある人が言った一言から、自分の発想が遠くへつながることがあります。ただし漠然と会話していてはアイデアが引っかからないので、目的意識を持つことが大切です。

目的意識をもった企業同士が、上手くネットワークを組めればいいなと思います。
そんな場所を創出するため、実はいま仕掛けを作っています。動き始めています。

こうご期待ください。

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。Web制作やコンテンツ制作の評価も高い。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年 新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞
2016年 中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナー認定
2017年より日本食糧新聞社記者(特派員)としても活動中

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