商品開発の男女の違いとは?

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男女の商品開発に対する考え方の違いとは何でしょうか?

ちょっと考えさせられるヒントをある方が教えてくれました。

先日、長野県佐久市にある平林産業さんを訪問してきました。えのき氷を作っている企業さんです。以前から関心のあった商品だったので、工場見学をさせてもらいました。平林社長とも2時間ほど、商品コンセプトなどディスカッションさせてもらいました。

えのき氷を知らない人のために簡単に紹介させてもらうと、読んで字のごとくえのきの氷です。なんだそれは!!と怒られそうですが、そうなんです。少しとろとろになったえのきを冷凍して固めてあります。えのきを長期保存できますし、一氷づつ少量に分けて使えるという利点があります。また氷にすることにより、栄養素やコクも向上するそうです。

試食させてもらいましたが、確かに味がしっかりしていて、出汁としても使えます。これを使えば塩分も控えめにできます。今注目の食品です。

で、本題に戻りますが、男女の違いです。6次産業化にかかわる商品開発について、男女の考え方の違いをご紹介します。とても重要な視点です。

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男性は、何でも粉(パウダー)にしたがります。

最近は、野菜や果物を乾燥させてパウダーにするのが流行っています。パンや、ケーキやうどんなどに練り込むことができます。僕もブドウ園で働いていたとき、ブドウパウダーを作る実験をしてました。ブドウを搾ってジュースを作ったあとの搾りかす。これは通常、捨ててしまうのですが、もったいないですよね。

カラカラに乾燥させて、すりつぶせばパウダー状になります。まだポリフェノールも残っているので、色は薄紫色です。これは一つの商品になりえますよね。有効活用という点からもこの商品化を考えてました。それが正しいことだと思い込んでいました。

食品展示会に行ってみると、多くの生産者が果物野菜を使って同じような取り組みをしているのが分かります。ほんれんそうパウダー、きのこパウダー、ワイン葡萄のパウダー・・・

しかし平林社長(女性)が言うには、

女性はパウダーを好まないそうです。

しっかり形の残っているものを好みます。ブドウならブドウの形、野菜なら野菜の形。もちろん形が崩れていても、何らかの形が残っているほうがよいと。

さらに社長は続けます。新商品に敏感で、加工品を買うのは基本的に女性。だから女性受けを考えるのであれば、パウダーにするのは間違い。だというのです。

ほ~、その視点は僕にはありませんでした。僕は有効活用という点から、何でもかんでもパウダーにできればよいと考えていました。

もちろん、僕は幅広く女性の意見をヒヤリングしたわけではないです。
だから、パウダーに対する男女の違いが、一般的なことなのか、特定のセグメントなのかは分かりません。このブログ、メルマガの読者の女性のかた、ぜひあなたの意見を聞かせてくださいm(__)m

お客さんの意見を聞く大切さ

先日のブログでも書きましたが、多くの6次化事業者が考えるターゲット顧客は女性です。
あなたは、その女性の意見をヒヤリングしていますか?男性視点でものを考えていないですか?あなたの目指す商品開発の方向性は、間違っているかもしれませんよ!

これがお客さんにヒヤリングすることの大切さです。思い込みを捨てて、聞いてみないと分かりません。身近なところでは奥さんの意見を聞いてみるのも良いでしょう。

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。Web制作やコンテンツ制作の評価も高い。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年 新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞
2016年 中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナー認定
2017年より日本食糧新聞社 特派員としても活動中
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