整体と農業の意外な共通点

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バキッ、バキバキッ!

整体にいってきました。知人が働いている整体院です。慢性的に背中や首が凝っていたし、ここ最近猛烈に働いていたので、ちょうど良いタイミングでした。

身体のゆがみをチェックしてもらい、歪んでいる部位を整えてもらいました。院長先生はとても温かい方で、身体のことをいろいろ教えてくれました。やはり身体が資本と、再認識しました。

その整体院のスタッフである知人に、治療院さんのマーケティングの取り組みなどを聞いていて、整体と農業に共通点があることに気が付きました。

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目指すものが同じ

例えばブドウには、ご存知のようにポリフェノールが含まれています。ポリフェノールには抗酸化作用があります。ブドウは、食べておいしいだけでなく、健康的な生活を送るうえでも役に立つフルーツです。もちろんブドウだけでなく、果物は全般的に体に良いとされています。

整体は外から身体をメンテナンスします。一方で、上で述べたブドウの例では、内側から身体をメンテナンスすることにつながります。この場合、アプローチこそ違うものの、究極的に目指しているのはお客さんの健康的な生活です。

僕は小規模生産者さんとの付き合いが多いのですが、その中の何人かは有機無農薬で野菜を栽培されています。果樹生産者さんの場合、完全に無農薬は難しいのですが、皆さんできるだけ減農薬で取り組んでいます。

単に農産物を販売するのではなく・・・

もしあなたがそのような生産者の場合、単に農産物を販売してはいけません。

あなたは野菜や果物を食べたお客さんにはどうなって欲しいのでしょうか?単に「美味しい」止まりではないはずです。食べた人に健康になって欲しいはずです。あなたが無農薬で農業を始めた理由も、自身や家族の健康で苦労したことがあったからかもしれません。

あなたが売るべきなのは、その無農薬野菜を食べたあとの理想の未来なのです。野菜を食べた人が手に入れられる未来を売るのです。上の例で述べたように「健康的な生活」の場合もあるでしょうし、「家族団らん」かもしれません。あなたは、お客さんをどこに連れて行きたいのですか?

農業における付加価値とは

あなたの仕事を”生産者”ではなく、”お客さんの健康的な生活をサポートする仕事”として捉えなおすと、野菜以外にお客さんに提供できる価値を思いつくはずです。

健康に関する豆知識を教えてあげても良いでしょう。お客さんの健康的な食生活につながるよう、その他の品種の野菜を仕入れて、販売することも考えられます。一歩踏み込んで、あなたの野菜を使った健康レシピを冊子にしてプレゼント(or 販売)することもできるかもしれません。はたまた、よい整体院さんを紹介してあげることもできます。

僕がブドウを販売していたときは、ポリフェノールの抗酸化作用を、豆知識としてお客さんに伝えるようにしていました。とくに、多くの女性はポリフェノールを意識されていると思います。ブドウには、レスベラトロールというポリフェノールの一種が多く含まれており、それが長寿遺伝子の働きに関係があると言われています。そんな情報をセットで提供していました。

商品を販売することによって、あなたはお客さんをどこに連れて行きたいのですか?
そこに、”付加価値”のヒントが隠されています。

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。Web制作やコンテンツ制作の評価も高い。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年 新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞
2016年 中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナー認定
2017年より日本食糧新聞社 特派員としても活動中
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