県農政と勝手にタイアップする裏ワザ

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商工会議所に行ってきました。
新しく法人を設立した経営者向けの、税金関連の説明会です。

決算・申告の実務、消費税のあらまし、納税期限、売り上げ原価の見積もり計上、減価償却、交際費、源泉徴収・・・zzzzzzzz・・・・。

うぅ、めまいがしてきた・・・

細かいところは会計士さんにお願いしていますが、経営者としてある程度分かっている必要があります。だから寝ないように頑張って聞きました。でも難しい・・・、なんて言ってはいけないですよね。経営者たるもの会計や税務の数字にも強くないといけません。はい。

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行政が作っている立派な冊子

説明会で、いろんな資料を渡されました。パラパラ見てみると、税務Q&A集などは結構よくまとまっています。とてもコンパクトに要点が抑えてあります。本屋さんで買えば、それなりの値段がしそうな冊子です。

そうなんです。行政が作る冊子って、結構良いものがあります。(税金を使って作っている訳ですから、良くないと困るのですが。)

え?これが農業とどう関係あるかって?
とてもあるんですよ。特に小規模農業者のあなたにとって。

あなたの県の農政部では、県産品をまとめたコンパクトな冊子を作っているはずです。長野県だと、果物編、伝統野菜編、長野ワイン編、信州食材を扱うレストラン編などがあります。全てカラーの写真付きで、20~30ページに及ぶ立派なものです。

信州ブランドのPRとして、一般の人が手に取れるようにしてあります。都内の信州アンテナショップ「銀座Nagano」にもおいてありますし、食のイベントや展示商談会ではバイヤーさんに配られます。

読んでいると僕自身も勉強になります。読み物としてもよくできています。この冊子、無料にしてはよく出来すぎているのです・・・。

県農政と勝手にタイアップ

あまりにもよくできているので、僕はぶどう農園で働いていたとき、この冊子を何冊かもらってきて、農園のお得意様にプレゼントしていました。

「これ非売品なんですが、信州の食材やワインに興味のあるあなたにプレゼントです!」という具合です。お客さんは皆さんとても喜んでくれます。お客さんから見ると、この農業法人はブドウ以外の情報も発信してくれるありがたい存在に映るのです。

もちろん僕が作った資料でありません。しかし、なかにはあたかも僕が時間をかけて作ったかのような素晴らしい勘違いをしてくれるお客さんもいます。それはそれで「エッヘン!」と言っておきます。僕はこんなすごい資料作れませんけどね・・・

先日のブログで、商品に付加価値情報をつけましょうということを述べました。この無料冊子は、かなり効果があります。農園にとってはコストがかからないし、お客さんには喜んでもらえるし、そして県産品ブランドのPRになるというメリットがあります。

そりゃあ、あなたの商品を紹介した立派なパンフレットがあればそれに越したことはありません。でもですよ。小規模農家は、制作にあまりコストをかけられません。立派なパンフを作るには手間も時間もかかります。

そんなときの裏ワザとして、行政の作っている冊子を活用するとよいです。お客さんにプレゼントしてしまうのです。県農政と勝手にタイアップして、お客さんにあなたの県をPRしましょう。お客さんは間違いなく喜んでくれますよ。

ちょっとした裏技でした。

-田中良介

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年には新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞。
2016年より中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナーとしても活動中。

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