今後、長野県の高校生に注目!

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先月(6月)中に、長野県下高等学校生徒24千人に配布されたものがあります。
何でしょうか。それは・・・

「私たちの信州学」という高校生向けのテキストです。

私は、昨年の県職時代に、長野県教育委員会から「信州学」研究委員会メンバー9人の中に(オブザーバー参加、県職員代表)お呼びがかかり、検討してきました。大変刺激的な議論を重ね、推敲し、このたび、ようやく完成したのです。

私のもとに数冊送られてきました。教育委員会に確認したところ、県のHPでの公開予定はなく、もちろん市販もない中、長野県の高校生とつながっている人しか内容を知ることができません。希少性が担保されています(県下市町村教育委員会には配布されるようです)。おもて表紙、うら表紙のみ掲載いたします(安心してください、教育委員会の許可を取っていますよ・・・笑)。

信州学表紙

そこで、農林業がどう取り扱われているのか紹介します。本文36ページ中、農林業関係は約7ページで、全体の19%を占めます。これは多いのか少ないのか。試みに、県内の農林業産出額は、全産業産出額中の2%弱。産業別就業者比率では農林業は10.5%ですので、記述の分量は多いと思います。そこには「長野県は農業県」という私の思いが反映されています(冗談です、もとえ、研究委員会全員の思いです)。

内容は、第1部で長野県の歴史・地理・産業・文化などの基礎知識を扱い、県全体を概観して学べるようになっています。そこでは、「信州」と「信濃」の呼称について(しなの鉄道、信州大学ほか)や、平均気温の等温線、また海底から長野県の山々を眺めたらヒマラヤ山脈の山々のように見えるなど、興味深い記述が随所にあります。

第2部は、食べる・働く・遊ぶといった身近な切り口をテーマに、重要ではあるが意外に知られていないことや県内の新しい動向など、10の話題を取り上げています。食に関しては、3テーマで3割を占めます(改めて感ずるのは、結構食のウェートが大きいと思います、私の貢献ではありません、委員会全員の思いです)。
さて、3つのテーマは何か・・・。

「おやき」「ワイン」そして「ジビエ」です。おやきは、歴史・観光・村おこしの観点から、ワインは、高校のワイン醸造、ワイン特区・栽培適地の北上の視点から、ジビエは、農林業被害・信州ジビエの流通・諏訪大社の鹿食免(かじきめん)等に焦点を当てています。

ここでの内容紹介はこれ以上致しませんが、私も検討に尽力しました(誠心誠意にです)。高校生に知ってもらう充実した内容になったと自負しています。食以外のものづくりとして、「信州ロケット」ギター生産日本一木曾とバイオリンの関係、雪をエネルギーに変える挑戦、ある商店街の寺子屋塾(通信制高校も開講)など、刺激的な内容がふんだんです。

ここでの学びは
「信州学」という、しい視点を持った問をめ習う(修学)信州の若者に今後期待大です。⇒そう、信州学を新修学(しんしゅうがく)する学びへの期待です。

この記事を書いた人

長谷川 正之
長谷川戦略マーケティング研究所所長

1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。長野県信連勤務後、政策研究大学院大学で公共政策修士を取得。長野県や上田市で統一ブランドの創設や農産物マーケティングを推進。また、小学校PTA会長や地域活動にも積極的に取り組む。現在、中小企業診断士・公共政策修士として「長谷川戦略マーケティング研究所」を立ち上げ、企業や行政のマーケティング支援に従事している。落語鑑賞が趣味で、「上に立つより前に立つ」や「やってみなければ幸運にも巡りあえない」という言葉が好き。
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