ワインに学ぶ6次産業化&東御ワインフェスタのご案内

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

僕が6次化商品開発で、心の中で一番力を入れていたのは・・・
実はワインです。

ワインとおいしい食事があれば、もう何もいらない!くらいのワイン好きです。(ソムリエ資格は持っておりません。単なるノムリエでございます。)

勤めていたブドウ農園は長野県東御市にありました。この街はワイン特区になっており、小さなワイナリーが5軒あります。画家でエッセイイストの玉村豊男さんが中心となって、ワインの街を作り上げてきました。

農園では、巨峰スパークリングワインの原料を栽培していました。一般的に巨峰はワインには向いていないと言われます。醸造すると特有の臭みが出るからです。

今では複数のワイナリーが巨峰スパークリングワインを醸造していますが、当時はまださほど作っているところはありませんでした。だからワイナリーの醸造家と組んで、試行錯誤の取り組みでした。

ワインは6次産業化の商品です。その取り組みの中で僕が苦労し、解決してきたことを書きたいと思います。あなたの6次化に参考になるはずです。

スポンサーリンク

ぶどう8割、醸造2割とは?

ワインの出来は何で決まるのでしょうか?

8割がた、ブドウの品質で決まります。どれだけ醸造技術があっても、ブドウの質が悪いと良いワインができません。だからワイン用のブドウ栽培には、とても気を使います。最高品質のブドウ作りが求められます。これがワイン業界では常識となっています。

一方で、その他の6次化商品ではどうでしょうか?ジュースやジャムなどを例に挙げてみましょう。青果の売れ残りや、生で出すには品質に難があるものを原料として使っているケースが見受けられます。これでは良質な6次化商品ができるはずもありません。添加物で味をごまかすことになることでしょう。これは残り物を活用する、逃げの6次化です。(と、僕は呼んでいます。)

それに対して、ワインは攻めの6次化です。良質な原料に徹底的にこだわるためです。ワインに関わらず、僕が6次化商品開発をするときは、攻めの6次化にこだわるようにしています。

困難を極めた収穫のタイミング

攻めの6次化で原料にこだわると、収穫のタイミングが重要になります。なんでもかんでも完熟が良いわけではないからです。目指すワインの味や香りを実現するため、最適なタイミングで収穫することになります。

巨峰ワインの場合、完熟した果実を使うと、醸造過程で臭みに変わります。僕たちの目指していたワインは、フランスシャンパーニュのような辛口スパークリングでした。そのためには、巨峰を早摘みしなければなりません。

収穫タイミングを、巨峰の糖度と酸度で計測します。また実際食べてみた感覚も大切です。醸造家と栽培者が一緒になって、そのタイミングを決めていきます。

かつて、天候不順が続き、ブドウの品質や糖度にバラツキがでた年がありました。僕自身の知識や経験も浅く、適切なタイミングで収穫ができませんでした。

結果・・・

半年後に醸造仕上がったワインを飲んで、がく然としました。求めていたワインと全く異なる・・・。とても痛い経験でした。反省し、次の年からは、改めてブドウの品質管理に取り組みました。ここまで気合を入れられたのは、ワイン大好き人間だからという側面が大きいですが(笑)

一方であなたの6次化商品でも、原料の収穫タイミングやそ栽培方法にこだわっていますか?収穫タイミング一つで商品品質が大きく変わることがあります。そして、ここに気を使うだけで商品レベルが各段に向上します。

今年も東御ワインフェスタを開催します!

長野県東御市では毎年9月にワインフェスタが開催されます。昨年まで僕は生産者として出店していました。今年からは、アグリマーケティング㈱が運営事務局として携わっております。

<開催概要>
日程 9/3(土)
時間 12:00-19:00
場所 JA信州うえだ東御支店 ラ・ヴェリテ特別会場(しなの鉄道田中駅徒歩5分)
※入場無料。ワイングラスを貸し出すデポジット制として500円をお預かりします。ワイン・ビール・スナック類はすべて有料販売です。

ワインフェス2015写真

あなたのご来場をお待ちしております!

東御ワインクラブのFacebookページもぜひご確認ください。随時情報をアップしていきます。
https://www.facebook.com/tomiwineclub/

-田中良介

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。Web制作やコンテンツ制作の評価も高い。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年 新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞
2016年 中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナー認定
2017年より日本食糧新聞社記者(特派員)としても活動中

アグリマーケティング 無料動画セミナー

「展示商談会をきっかけに、あなたの農産物/加工品が売れる7つのポイント」
※今すぐ実証済みのノウハウを手に入れてください。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク