静岡県信連で講演してきました

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静岡県信連主催のアグリビジネスセミナーで講演をしてきました。6次産業化の抱える問題や農業マーケティングの実践的ステップについて、述べさせていただきました。

農業者、農業法人、JA、県信連、経済連、農林中金の方たちなど約120名が聞きに来てくれました。ありがとうございました。

僕の話はかなり現場に近いところの内容です。マーケティングといえども、横文字から想像される美しい話ではありません。6次化の現場で泥臭くどうやって一歩目を踏み出すかをお話ししました。僕も生産法人で働いた時、行き詰って自治体主催のこのようなセミナーによく行きました。しかし、そこで聞く内容は、非常に抽象的でなかなか自分の現場に落とし込めないものが大半でした。

その経験を踏まえて、今回はある意味極端に現場サイドの具体的な話に持っていきました。カッコよいマーケティングの話を期待されていた方はガッカリしたかもしれませんね(苦笑)。

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静岡県信連さんの緻密な対応

いままでJAや信連(JA系金融機関)については、動きが遅く固いイメージがあったのですが、今回そのイメージが一新されました。

静岡県信連さんとは事前にメールや電話で可能な限り打ち合わせをさせてもらいました。当日の一週間前には、実際私も静岡を訪問して、担当者さんとじっくり擦り合わせをしました。今回の参加者が抱えている悩みや、僕の講演に求められる内容についてです。

これらを通して、静岡県信連さんの動きがとても早くて入念であることが分かりました。やはりこのように地域を取りまとめている組織が中心となって、ダイナミックに農業を改革していくべきなのでしょう。6次産業化や農商工連携についても、地域組織だからできることが大いにあるはずです。

農業者は行政や地域の組織をどう活かす?

大きな話をし始めると、だんだん抽象的な内容になっていきます。抽象的な話は、理想論になってしまうことがあります。そういう話を聞いたり語るのは気持ち良いことであり、また依存してしまいます。そして気が付けば前に進めなくなります。だから僕の講演やブログでは、あえて詳細な内容に落とし込むようにしています。

ということで、農業者であるあなたは今何をすべきなのでしょうか?

農業者にいつも言っていることなのですが、自治体や行政の組織を利用してしまうということです。「まったく農協は、まったくお役人は」と言っても何も始まらないからです。

地域組織は、ネットワークと情報を持っています。また今回のようなセミナーも頻繁に開催されています。タダ同然で情報やノウハウが手に入ることが多いです。

ただし、それを農業者が取りにいけるかが問題です。セミナーに参加するのも、情報を取りにいくのも、それなりの意思と時間というコストがかかります。農繁期で忙しいからできないという意見もよく聞きます。それは理にかなっているようにも聞こえます。しかし忙しいのは何もあなただけではありません。仕事をしている人は、基本的にみんな忙しいんです。

僕自身いろんな業界を渡り歩いてきましたが、農家の農繁期に匹敵、もしくはそれ以上に忙しく働いている人がほとんどです。その状況でも学んでいる人は学んでいます。農業は決して特殊な業界ではありません。特殊だと思い込んでいる人が多くいる業界なのです。

僕も出し惜しみすることなく、農業者に役立つ情報を出していきます。少しでも少しでも、あなたの現場に生かしてもらえることを切に願って。

-田中良介

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年には新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞。
2016年より中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナーとしても活動中。

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