クラウドファンディングを農業者が使うメリット

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資金

クラウドファンディングをご存知ですか?

ウェブを介して、不特定多数の人から、小口資金を集める手法です。海外、特にアメリカでは2000年ごろからそのサービスを提供する企業が現れ始めました。日本では、2011年からサービスが始まっています。

長野県でも、昨年よりクラウドファンディングに力を入れています。生産者が使う事例も出てきました。今日は農業者のあなたがクラウドファンディングを使うメリットをお伝えします。

商品開発や地域活性化イベントの資金調達として、使うことができます。

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お金、欲しいですか?

いやらしい質問ですね~。そりゃ、欲しいに決まってますよね。でも、次の質問のほうが大切です。

「誰から欲しいですか?」

答えられますか?考えてみてください。

お金を集める方法は複数あります。例えば、

1.国や地方自治体からの補助金
2.銀行からの融資
3.株の出資者を募る(株式会社の場合)

あなたも、1や2は活用していることと思います。

これら資金調達方法の問題点

農業界特有の問題があります。農家の大好きな「補助金」を例にお話ししましょう。

6次産業化や農商工連携など、事業を進めるために、補助金が用意されています。商品開発や設備投資に有効活用すれば、大きな力を発揮します。

誰からお金をもらいますか?

国や地方自治体ですよね。補助金を獲得するには、国や自治体を向いて仕事をする必要があります。そして数年に渡り報告書を出さないといけません。その時も行政を向いて仕事をします。行政を満足させる資料作りに翻弄されます。本来やる必要がないと思ってしまうことにも、たっぷり時間が取られます。

銀行融資の場合も同じです。銀行を向いて仕事をしなければなりません。銀行担当者に嫌な顔をされないように、接待(みたいなこと?)をしなければなりません。

だんだん自分が何のために事業をしているのか、見えなくなってきます。本来あなたは、誰を向いて仕事をしなければならないのでしょうか?

それはお客さんです

良い商品を作って、お客さんに買ってもらい、満足してもらうことがあなたの事業の目的です。お客を向いて仕事をしなければなりません。そしてお客さんからしっかりお金をいただかないといけません。

(一応確認ですけど、あなたの意識はお客さんに向いていますよね?まさか補助金目当てに事業を進めてないですよね??)

でもお客さんからお金をもらえるのは、通常、商品を販売した後です。だからそれまでの運転資金や設備投資費用をどこかから調達しなければならず、融資などを使うことになります。

その解決策がクラウドファンディング

冒頭で述べたように、クラウドファンディングでは、一般の人たちか小口資金(5000円や1万円といった額)を集めます。出資者に対するリターンとして、大きく次の3パターンがあります。

①寄付型
要するにリターンなしです。

②購入型
リターンは、あなたの商品です。加工品や農産物です。

③投資型
リターンは、元本+配当+特典(商品等)となります。

このなかで、農業者が一番使えるのは、②購入型になると思います。あなたの、商品を出資者へプレゼントするのです。

「出資者=お客さん」、「リターン=商品」

リターンと書きましたが、実質的には商品代金を先払いしてもらったのと同じです。出資者とはイコールお客さんです。あなんたのファンの人たちです。

あなたの想いに賛同したお客さんが、商品代金を先払いしてくれたということです。

資金集めの段階では、あなたの想いや商品のこと、また地域のことを熱く語らないといけません。お客さんを説得しなければなりません。(もちろん、ウェブを介したPRなので、文章や写真が重要です。)

これって、要するにマーケティング活動であり、営業活動ですよね。あなたは資金集めの段階からお客さんを向いて仕事ができるわけです。

テストマーケティングになる

クラウドファンディングでは、集める目標金額を設定します。その額を集めることができれば、その資金はあなたのものとなります。集まらなければ・・・、残念でした(T_T)その資金は一銭もあなたのものになりません。(例外パターンもあるようですが。)

これには大きなメリットがあります。あなたが作ろうと考えている商品について、そのニーズがあるか事前確認できるのです。ニーズがあって、応援したい人がたくさんいることを確認してから、事業をスタートできます。

とくに農業や地域振興の事業と、クラウドファンディングの相性はとても良いと思います。都会では、何らかの形で地方を応援したいと想っている人が多いからです。

長野県での活用事例へのリンクを貼っておきます。イメージを掴んでみてください。
【南アルプスから幻の雑穀「しこくびえ」を復活させ全国供給したい】
https://readyfor.jp/projects/6986

今日のところはここまで。
また情報入手したらシェアします!

-田中良介

P.S.

今後、弊社としても農業者さんの資金調達サポートとして、クラウドファンディングを活用していこうと考えています。マーケティングを得意としている弊社との相性も良さそうですし。私と一緒に先行事例を作ってみませんか?興味のある方はぜひ連絡をください。

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。Web制作やコンテンツ制作の評価も高い。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年 新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞
2016年 中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナー認定
2017年より日本食糧新聞社記者(特派員)としても活動中

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