生産者に朗報です。
バイヤーさんの本音が遂に明らかになりました。農業者の抱えていた長年の疑問が、解決されました。
あなたはもう迷うことはありません。前に進むだけです。
え、何が明らかになったかって??
実は今展示商談会に来ています。主催者側のお手伝いです。もちろんバイヤーさんも多く来場されています。そこで某有名百貨店のバイヤーさんと、密にお話しさせてもらう機会がありました。
元生産者という僕の立場を微妙に使いながら、ストレートな質問をしてみました。
「展示会後に、生産者はバイヤーさんに対してアフターフォローをしますよね。そのアフターフォローがしつこいと感じたことはありますか?」
答えは、「ありません。」
アフターフォローした者勝ち
バイヤーさんは続けます。
(バイヤーが)展示会に行くのは、情報が欲しいからです。地方の素晴らしい商品の情報が欲しいから足を運ぶのです。
しかし会社に戻った後は、そのほかの業務が忙しく、展示商談会で得た情報をかみ砕いている時間がありません。多くの商品のことを忘れてしまします。
だから生産者からメールの一本でも送ってもらえると助かります。そこにホームページへのリンクでも貼ってあるとなお良いです。
実際、何度も何度もコンタクトを取ってくる生産者には負けてしまいます。その商品をどこかのタイミングで使ってみようという気になります。展示会場で即取引が決まることは基本的ありませんです。だから、しつこくしつこく(アフターフォロー)をやったもの勝ちです。
また新商品が出たら、ぜひ連絡を欲しいです。なぜならバイヤーは常に情報収集をしているからです。情報が向こうからやってくるなんて素晴らしいですよね。
これは某有名百貨店バイヤーさんの生の声です。
それでもアフターフォローやりませんか?
さあ、アフターフォローに圧倒的な効果があることが証明されました。バイヤーさんもあなたからの連絡を待ってます。
あなたがアフターフォローをしない理由はもうどこにもありません。折角、コストをかけて展示商談会に出たのだから、しっかりやるべきことをやって元を取りましょう。
バイヤーさんから返信がなかったり、一回断られたくらいでめげてはいけません。しつこくやったもの勝ちです。(と、バイヤーさんも言っています。)
繰り返します。あなたに朗報です。
バイヤーさんの本音が明らかになりました。
-田中良介
この記事を書いた人

- Innova Market Insights社の日本カントリーマネージャー。世界の最新トレンドとマーケティングに精通しており、食品企業の商品開発やマーケティング活動を支援している。自身もかつては食品企業で、苦労しながら商品開発と販売をしていた経験あり。 日本と世界をつなぐ架け橋となり、食品企業のレベル向上に貢献することがミッション。 海外での講演活動にも精力的に取り組む。
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