あなたは菊芋にどんなイメージを持っていますか?

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先日、長野県阿智村へ行ってきました。
名産である菊芋(キクイモ)の販売促進のお手伝いです。

長野県のほぼ南端に位置する村です。星がとても綺麗に見えるということで、スタービレッジと呼ばれています。

夜空があまりに美しいため、都会から訪れたカップルがプロポーズしてしまうそうです。そしてそのまま役場に婚姻届けをもらいに来ます。その日も、一組のカップルが来ていました。

なんともロマンチックな村ではありませんか。単なる田舎ではなさそうです。

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※村長さんと打ち合わせ。若い村長さんでした。

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あなたは菊芋にどのようなイメージを持っていますか?

和食のイメージがあるのではないでしょうか。
キンピラや天ぷらで食べたことがあるかもしれませんね。イメージが沸かず、「どんな芋かな?京野菜かな??」と思った人も多いことでしょう。

また、イヌリンという栄養成分が糖尿病に効果があるとのことです。体に良いので、年配の女性から注目度の高い食材でもあります。

阿智村にはもう一つ名産があります。

こちらはトピナンブール(Topinambour)と言います。フランス語です。

フランス料理で、ポタージュに使ったり、お肉料理の付け合わせに使います。ワインとの相性も抜群です。美容と健康とお通じに効果が期待されるため、女性に大人気の高級食材です。今流行りのスーパーフードでもあります。

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※トピナンブールのレシピ例。真ん中の白い部分。

あなたは菊芋とトピナンブールのどちらを食べてみたいですか??若い女性に聞くと、大半がトピナンブールを食べてみたいと答えます。

菊芋ちゃん、可哀そう?
若い子も、菊芋のような純和風な感じの野菜をもっと食べなさい!!!

あ、重要なことを言い忘れてました。実は・・・

菊芋とトピナンブールは同じものです

すみません。だますつもりは、、、ありました。

なぜこのようなひっかけ問題を出したかというと、ネーミング一つで商品イメージがガラッと変わってしまうことを伝えたかったからです。

菊芋は、もともと日本のものではありません。江戸末期に、外国船にのって運ばれてきました。家畜用の飼料としてです。それを日本人が南信州に持ち帰って栽培を始めたのが、発祥とされています。

そしてこれは芋ではありません!!イモのような塊をした根っこです。
キクイモの名前の由来は、花が黄色いキク(菊)に似ており、根がイモ(芋)のような塊を作るからです。ややこし~。

ネーミング次第で、販売戦略も変わります

菊芋として売るのと、トピナンブールとして売るのでは、販売戦略までが変わってきます。パンフレットや営業トーク、ターゲット顧客層、そして売れ行きも変わることでしょう。

菊芋という名前が悪いわけではありません。とてもチャーミング和風(?)だと思います。しかし時代や顧客のニーズを観察しながら、どちらの名前のほうがパワーがあるか見極めないといけません。ターゲット層によって呼び名を変えてもいいかもしれませんね。

あなたの作物や加工品の呼び名を変えたらどんな影響があるでしょうか?お客さんから見たイメージはどのように変わるでしょうか?訴求力は強くなるでしょうか?

一応言っておきますが、名前を変えただけで商品がブレイクすることはありません。

そのネーミングに見合った、栽培の歴史/由来、地域の特性、レシピ、健康効果などを徹底的に調べましょう。そしてそれをもとに営業トークを組み立てていきます。

それがお客さんに伝わって、はじめて威力を発揮するのです。

-田中良介

追伸:阿智村のトピナンブールの品質レベルはとても高いです。シェフやホテルの方などで興味のある人は、お問合せフォームから連絡をください。菊芋とトピナンブールのどちらが欲しいか、ご指定ください。ハーフ&ハーフにも対応いたします。(え~と、同じものです。はい。)

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年には新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞。
2016年より中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナーとしても活動中。

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