インターネットの個人情報収集の秘密

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インターネットの大きな潮流の話をしたいと思います。この流れを理解しておくことは大切です。

インターネットが苦手な人でも、ネットで情報を検索することはあるはずです。農業者の方であれば、農業資材のことや、6次産業化のことや、展示商談会のことや、補助金のことなど、いろいろ調べていると思います。

さらにはもっと幅広く、マーケティングのこと、食や業界トレンド、関連書籍や記事なども検索して、自分の見識を広げる努力をされていることでしょう。

視野を広げよう、広げようと思って、検索すればするほど、クリックすればするほど、あなたの世界は狭まっていきます。あなたは自分の殻に閉じこもることになります。

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クリックすればするほど世界が狭まるインターネット

分かりやすい例でいうと、Amazonのマイページには、あなたの購入履歴が出てきますよね。さらに、あなたにとっておススメの商品が下段にずらっと並びます。あたかもあなたの趣味趣向をすべて見透かしているようです。実際、すべて見透かされています。

これはAmazonだけではありません。購入履歴から、そのお客さんのニーズを探ることは普通のことです。あなただって自分のネットショップを持っていれば、購入者やページ訪問者の統計データが見れるはずです。年代、性別、地域、趣味・・・。まあ、それらデータを十分に使いこないしている人は少ないと思いますが。

しかしインターネット世界では、もう一歩踏み込んで、あなたが何をクリックしたかが、すべてデータとして蓄積されているのです。

あなたが「ジャムの加工技術」について、頻繁に検索していたら、その情報があなたの趣味趣向として記憶されていきます。いわゆるビッグデータというやつです。収集主は、Google、Yahoo、Facebookなどです。

僕自身も、ネット関連の仕事をすることが多く、ホームページを作ることもあれば、ネット広告を配信することもあります。それをやっているとよく分かるのですが、彼らは、徹底的に我々の情報を収集して、商売で使える状態にしています。

「マーケティング」という言葉で検索したとき、僕の画面に表示される検索結果と、あなたの画面に表示される検索結果は異なります。それぞれの趣味趣向にあった結果が表示されているのです。

この記事のなかには、ネット広告が表示されていますよね。この広告も、僕の見ているものと、あなたの見ているものは異なります。各々の検索履歴が影響しているのです。あなたの趣味がそこへ反映されているのですよ~。変な広告表示されてないですか??フフフ。(ちなみに、僕からはあなたの情報は何も見えていません。ご安心あれ。)

すなわち、あなたはクリックすればするほど、あなたの世界に閉じ込められていきます。あなた自身は、自分は視野が広い!と思っていても、現実はその逆方向へ行ってしまっているのです。

一般的に、ターゲット顧客のことを理解し、彼らのニーズにあった商品やサービスを提供しましょう、と言われます。あなたも、頑張ってそれをやっていると思います。インターネットの世界では、個人のクリックを監視することによって、実現しています。

だからと言って、「お~怖ァ!」と思ってインターネットを使うのを止めてしまってはいけませんよ。ある程度は活用したほうがいいのは当然です。

また直接人と会って、ディスカッションする中から、偏らない情報をゲットすることは、より効果的です。インターネットの大きな潮流を理解しながら、ネットもアナログも、最大限に活用しましょうね。

-田中良介

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

農業者の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。Web制作やコンテンツ制作の評価も高い。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年 新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞
2016年 中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナー認定
2017年より日本食糧新聞社 特派員としても活動中
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