紹介本シリーズ④「人間の生き方」

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このブログでの紹介本は、ビジネスに役立つ視点から選択しています。
小説や詩集などは対象外となります。

今回、紹介する本「人間の生き方」は、著者・安岡正篤氏の講演を中心に編集したものです。ビジネスに関わるあなたにも大いに参考になると思います。

今回から何回か、仮想インタビュアー(女性)との対話形式で紹介します。その女性インタビュアーの名前は、引田美由子さんです。

賢明なあなたならすぐ気付いたでしょう。読み方が「インタビュ―子」であることを・・・(笑)。早速始めます。

 

美由子さん 安岡正篤さんとはどんな人ですか、知りませんが・・・

 もう亡くなられていますが、いまでも皆さんと強くつながっていますよ。

美由子さん 何のことかさっぱりわかりません、もったいぶらずに早く教えてください。

 ごめん。安岡さんは、元号「平成」を考案した人です。ちなみに、「昭和」の元号も安岡さんの発案といわれているんですね。

美由子さん ヘエ~

私 安岡さんは、若いころ「王陽明の研究」で脚光を浴びた陽明学者で、朱子学や仏教、神道などに精通していました。

農村の次代のリーダーを養成する目的で日本農士学校を開校し、各界指導者に大きな影響を与えました。

吉田茂首相をはじめ、歴代の総理の指南役だったとも言われています。

美由子さん 知りませんでした。ところで、この本のどこが「おすすめ」なんですか。

私 リーダーとしての生き方を東洋思想を基軸に縦横に語っていますが、指導者の資質などは全く持ち合わせない浅学の私には、あまり響きませんでした。

でも、あるページを読んでいて、思わず蛍光ペンを引いてしまったんです。

美由子さん ほとんどは読み飛ばしたけど、あるページが心に響いたということですね。そこには何が書いてあったんですか。

 「思考の三原則」という考え方です。
第一は、何事も目先にとらわれず、できるだけ長い眼で見る
第二は、なるべく一面にとらわれず、多面的に考察する
第三は、物事を枝葉末節にとらわれないで、根本的に考える

美由子さん なるほど、シンプルで基本的な考え方ですね。

 読んだのは20年ほど前ですが、私はこの考え方を今でも非常に大切にしています。

毎年使う手帳にも書き継いでいて、この「長期的」「多面的」「根本的」に考えることを心がけてきました。私の中小企業診断士としての付加価値と思っています。

美由子さん 以前紹介された「森林の思考・砂漠の思考」にも通ずると思いますが・・・。

 その通りです。ハウリングしますね。上空から全体的・根本的にとらえる。対面して分析的に細部を見ることと似ていると私も思います。

特に、「多面的に考察する」ことは、いろいろな観点から他と比較することだと考えます。

その意味から、衝撃を受けた本を次回に紹介します。
その本に掲載されている2つの図が私にとっては強烈でした・・・忘れられません。

美由子さん どんな本でしょうか、楽しみです。

この記事を書いた人

長谷川 正之
アグリフードビジネスアドバイザー

□1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、長男としての責任を感じ故郷・長野県の農林系金融機関に就職。在職中は、融資や資金証券運用業務ほかに携わる一方、企画業務では「中小企業診断士」の資格を活かし経営戦略(経営理念の策定含め)を立案し事業展開を図る。54歳時に、「上司の顔より真理の顔を」という言葉に出会い、「ソロで力量を磨き、パーティーを組んで更に高い目標に挑戦していく!」意識を自覚。思い切って選択定年で退職。
□55歳で一念発起し、政策研究大学院大学政策研究科まちづくりプログラム(修士課程)に学び、ダントツの高齢者ではあったが無事「公共政策修士」を取得。 
□56歳で長野県庁の民間登用試験を受け、任期付職員として採用(課長級:農政部農産物マーケティング室企画幹)。県農畜産物の統一ブランド「おいしい信州ふーど(風土)」を玉村豊男氏と共に創設し普及。6次産業化推進や「信州ワインバレー構想」策定等にも関わり、任期満了につき退職。
□61歳で上田市農林部農産物マーケティング推進室・専門員に採用。「発酵で輝く上田のまちづくり」を提唱し、民間の「信州上田・発酵の女学校」等の設立を支援。上田市の統一ブランド「信州上田なないろ農産物」を創設し、地産地消を強力に推進。講演では「尊農上位論」を熱く説く。現在、ながの農協非常勤監事も務める。
□地域活動として、地元小学校PTA会長、さらに当時の小学校連続殺傷事件発生に際し地域で自主防衛すべく歴代PTA正副会長会(ビーナス会)を組織し現在会長。「地域の子どもは地域で育てる」を合い言葉に実践中。春・夏休みには、町内児童館で本の読み聞かせを楽しく行っている。
1995年阪神淡路大震災時には、友人の落語家や中学同級生たちといち早く復興支援寄席を開催。以降、高齢者福祉につながればと坂城寄席を継続開催中(現在休演)。地区の自治活動にも積極的に関わり、来年は区長を担う。コロナ禍や自然災害多発のなか、自治会(区会)が自治体(町行政)を構成する確かな「共同体」の仕組みを作りたいと意欲を持つ。
今後、「中小企業診断士」「公共政策修士」の知識・経験を活かし、さらに地域に貢献したいと前を見すえる。紆余曲折の人生のなかで培った多彩な人脈が自らの強み。
□趣味は落語鑑賞。好きな言葉として 「上に立つより前に立つ」 「スピードが感動を呼ぶ!」「笑いで輪(和)来!」「他人の言葉を気にして生きるには人生は短すぎる!」。
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