プロテイン需要がもの凄いことになっている!

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高タンパク質 High Protein
アヌーガ2017 レポート
~ 食の世界最新トレンドをビジネスへ取り入れる④ ~

世界最大の食の見本市「アヌーガ」で、僕がもっとも目にした言葉は何だと思いますか?

それはヴィーガンではありません。グルテンフリーでもありません。乳製品フリーでもありません。オーガニックでもありません。クリーンラベルでもありません。チアシードでもありません。それは・・・

プロテイン(たんぱく質)です。

ありとあらゆる商品に”High Protein(高たんぱく質)”の表記を見ました。たんぱく質は身体にとって重要な栄養素です。筋肉や血となります。

あなたは、たんぱく質を豊富に含む食品として何を一番にイメージしますか?

一般的には肉や卵や魚ですよね。それが今までの世界の常識でした。この常識がいま変わり始めています。

肉からたんぱく質を取ると、脂質も一緒に取ってしまいます。だから今、植物性のたんぱく質の需要が、急速に高まってきているのです。スポーツ選手だけでなく、一般の人たちがたんぱく質を求めています。特にアクティブシニアやフィットネス通いの女性からのニーズが高まっています。

日本には、植物性たんぱく質として、すばらしい食品があります。豆腐、納豆、味噌、醤油など、大豆製品です。脂質が少なく低カロリーな健康食品です。これら大豆製品は世界で広がってきています。

たんぱく質 プロテイン
大豆スナック 40%プロテイン

たんぱく質 プロテイン
Lord of Tofu  豆腐卿?おじさんが豆腐を味付けして炒めてました

ただ注意しないといけないのは、大豆はアレルギー源ともなるので、好まない人も多いということです。Free from Soy、No Soy(大豆不使用)という表記もたくさん見ました。

Free from soy
特にヴィーガン食品では、大豆不使用が目立つ

世界の人にとって選択肢は、大豆製品だけではありません。植物性プロテインを挙げてみましょう。豆類であれば、レンズ豆、エンドウ豆も、世界では貴重なたんぱく源です。

たんぱく質 プロテイン
レンズ豆、エンドウ豆を使ったパスタ、「High Proteinで筋肉もりもり」デザイン

穀物でいうと、もっとも注目されているのは南米原産の雑穀「キヌア」。たんぱく質が豊富なスーパーフードです。キヌアを使った、ハンバーガー用パテも人気。またオート麦やライスプロテインの需要も伸びています。
たんぱく質 プロテイン
プロテイン&キヌア

そして見逃せないのが種子。アーモンド、かぼちゃの種などにも良質なタンパク質が含まれます。種子ブームも、世界トレンドの一つです。
たんぱく質 プロテイン
カボチャ種子、クルミなどのプロテインパウダー

たんぱく質、プロテイン
ヘンプとは大麻のこと(右側)

たんぱく質 プロテイン
アーモンドプロテインのドリンク(真ん中)

写真でも分かるように、世界の商品は軒並み「高たんぱく」を謳っています。肉以外の食品においてその傾向が顕著です。なかには本当にそうなのかな?と疑いたくなるものもありますが、それでも徹底しています。なぜなら、この言葉に訴求力があるからです。

たんぱく質 プロテイン
パンケーキにだってプロテイン!

たんぱく質 プロテイン
コーヒーにだってプロテイン!カフェラテスポーツ

たんぱく質 プロテイン
水にもプロテイン!(右側のProtein Water)

たんぱく質 プロテイン
ブルーベリーガムにもプロテイン!そこまで必要か・・・?

国内の現状を見渡してみて、上記のような観点で「高たんぱく質」をPRしている商品をほとんど見かけません。プロテインバーくらいですね。

さあ、ここで考えてみましょう。

この世界のトレンドは数年以内に日本へ押し寄せます。大豆だけでなく、さまざまプロテインを人々が求め始めます。特に植物性たんぱく質へのニーズがこれからますます高まると予想されます。

あなたが販売している加工品。そのなかに、すでに高たんぱくの原材料は入っていませんか?もしそうなら、いち早く「高たんぱく」をPRしてみましょう。他商品との含有量の測定比較ができるとなお良いですね。輸出を進めるのであれば、「High Protein」を言えれば、突破力が一気に高まります。

これから開発するのであれば、高たんぱくを謳える商品を考えてみましょう。例えば、上で紹介したレンズ豆入りパスタ。うどんに置き換えてみたら、どうなる??

– 田中良介

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この記事を書いた人

田中良介
田中良介
世界の最新トレンドとマーケティングに精通しており、食品企業の商品開発やマーケティング活動を支援している。自身もかつては食品企業で、苦労しながら商品開発と販売をしていた経験あり。 日本と世界をつなぐ架け橋となり、食品企業のレベル向上に貢献することがミッション。 海外での講演活動にも精力的に取り組む。
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