美由子さん 前回、長谷川さんはある温泉に入ってフッとアイデアが頭をよぎり、書きなぐったので見せたいといいましたよね。
どこの温泉ですか。
私 ずばり、松本市にある白骨温泉です。乗鞍岳の山腹1,400mにあり秘湯といっていいでしょう。
長野県は広く温泉が多いので、行ったことのない県民も多いと思います。私もこの間初めて行きました。
美由子さん 私もいったことないです。でも乳白色の温泉で有名ですよね。
「あの広告はすごかった!」を読んで湯に浸かり、何かキャッチフレーズが浮かんだということですか。
私 そのとおり。このところ、自由な発想から遠ざかっていたので、湯上りに「白骨温泉」の広告フレーズを遊び心でパソコンに打ち込んでみたのです。
美由子さん では、その浮かんだフレーズを見せてください。あくまで遊びというこで・・。
私 いいですよ。浮かんだのは、「白骨温泉」の「骨」から「骨休み」という言葉が浮かんだんです。
「白骨温泉―骨休め」というフレーズです。
そこで、こんなふうにパソコンに打ってみました。
美由子さん ワーツ、「来るのにすこしたいへん、だからしっかり休める!」か。
秘湯、乳白色のやさしい自然治癒力の温泉で骨休め、ということですね。
それに、縦横に漢字を組んでオセロを思わせる、一応遊びになっていますね。けっこう単純で、ヒネリはないけど雰囲気は伝わります。
私 これだけでは物足りないので、こんな別バージョンも作ってみました。
美由子さん アッ、アハハ。骨が座椅子で休んでる!
ずばり、忙しい皆さんへの「骨休め」の提案ですね。
オヤジギャグ好きの長谷川さんらしくて、私はいいと思います。あくまで、アイデア出しの練習という意味ですけど。
私 さらに、リラックスして「温泉で思い切り足を伸ばす」という快感もアピールしたいと思い、内緒でこんな写真を撮りました。
美由子さん よく撮りましたね。でも気持ちよさそー。
私 「秘湯には気力がないといけない」という前向きな赤系と、癒しの乳白色も意識して、こんな組み合わせも考えてみました。
美由子さん 白骨温泉関係者及びファンの皆様、あくまで温泉に入って大変気持ちよかったからこその遊びです。寛大な心でお許しください。私が代わりにあやまっちゃいます(笑)。
「広告にはアイデア出しが重要」はいいけど、 一緒に行った奥さんはどうだったんですか。
相手をせず、自分一人でパソコンをいじっていたんじゃないでしょうね。
私 ずぼしです。妻には「自分ファースト」といわれました。ですから、遊びはここで打ち止め。お土産を少し奮発しました(笑)。
美由子さん 次回の紹介本のテーマはなんですか。
私 「ワイン」関連の本を紹介します。私が講演で話すときに参考にしている少し変わった本です・・・。
美由子さん ワインは長谷川さんの話によく出てきますよね。楽しみです。
この記事を書いた人

-
長谷川戦略マーケティング研究所所長
1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。長野県信連勤務後、政策研究大学院大学で公共政策修士を取得。長野県や上田市で統一ブランドの創設や農産物マーケティングを推進。また、小学校PTA会長や地域活動にも積極的に取り組む。現在、中小企業診断士・公共政策修士として「長谷川戦略マーケティング研究所」を立ち上げ、企業や行政のマーケティング支援に従事している。落語鑑賞が趣味で、「上に立つより前に立つ」や「やってみなければ幸運にも巡りあえない」という言葉が好き。
この投稿者の最近の記事
【長谷川正之】2023.07.24「突然の携帯メッセージに思わず涙」
【長谷川正之】2023.07.12「これは本物ですか?」
【長谷川正之】2023.05.30環境を変えてみる!
【長谷川正之】2023.05.03原点を思い出した再会