ナチュラルエナジードリンクに注目

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エナジードリンク スムージー
アヌーガ2017 レポート
~ 食の世界最新トレンドをビジネスへ取り入れる⑤ ~

最近、エナジードリンクの弊害のニュースをよく見かけます。カフェインなどの過剰摂取となるため、特に未成年者は要注意だそうです。

という僕も、仕事の踏ん張りどころでは、レッドブルやリポビタンDを飲むことがあります。マラソン大会の前も飲みます。気のせいかもしれませんが、その瞬間だけ力がみなぎってきます。そして時々こう思います。

これ、ほんとに飲んでいいのかな?

かなり糖分が含まれているし、カフェインも何から抽出しているか不明だし、裏面を見たらよく分からないカタカナ添加物がいっぱい入っているし、実は体にあまりよくないかも・・・。まあ飲みすぎなければ問題ないのだと思いますが。

世界的に多くのエナジードリンクが販売されていますが、そのなかで実はあるカテゴリーが注目され始めています。僕のように既存のエナジードリンクを懐疑的に見ている人向けの商品です。

アヌーガで実感したそのキーワードとは・・・

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「ナチュラルエナジードリンク」

まず以下のエナジードリンク(オーストリア)をご覧ください。

原材料は、人参、オレンジ、もも、サトウキビ、コーヒーです。すべてオーガニックで、添加物は一切入っていません。見方によっては、野菜と果物をブレンドした無添加のジュースですよね。しかしこの会社は「エナジードリンク」として販売しています。

ナチュラルエナジードリンク

続いて以下のスムージー(スロバキア)を見てください。注目は、一番右のVital energy。原材料は、赤ぶどう、ラズベリー、そしてグリーンコーヒーです。グリーンコーヒーとは、焙煎前の緑の生豆を使ったコーヒーのことで、栄養素が多く含まれているそうです。

世界では、スムージーに「エナジー」を組み合わせた商品が急増しています。よくよく考えてみると、スムージー自体が天然のエナジードリンクです。

エナジードリンク スムージー

スムージーやグリーンコーヒーだけではありません。次は、抹茶を使ったエナジードリンク(ドイツ)を紹介します。「Matcha Magic 気」という日本人からしたら、おいおい!と突っ込みたくなる商品名(笑)。原材料は、抹茶、シトラス、マンゴー。飲みましたが、あまり抹茶の味はしなかったです。

なにが言いたいかというと、グリーンティや抹茶が、ナチュラルエナジーとして世界では認識されているということ。

ナチュラルエナジードリンク

ナチュラルとエナジーの融合で新たなマーケットへ乗り出せ!

一般的にスムージーや100%ジュースのターゲットは、美容や健康に気をつかう女性たちです。また贈答用として販売している企業も多いです。しかしこのような健康志向のジュースは溢れかえってきており、差別化が難しくなってきているのも事実。「飲む点滴」の甘酒だって同様です。

6次産業化に取り組む生産者さんは、特にそれを実感しているのではないでしょうか。この閉塞感を打開するヒントが、上記で述べた世界トレンドにあります。

あなたの商品(100%ジュース、スムージー、甘酒、グリーンティーなど)をエナジードリンクとして再定義してみましょう。既存商品の、わずかな原材料や表現方法を変えるだけで、十分にナチュラルエナジードリンクを語れる可能性があります。

例えば、

✔ フルーツ100%ジュースに、グリーンコーヒーやグリーンティなど天然カフェインを配合し、ナチュラルエナジードリンクとして、戦うビジネスマン向けに売り出す。
✔ 甘酒を「飲む点滴」ではなく、「伝統的エナジードリンク」として、アスリート向けに訴求する。
✔ スムージーのパッケージに、「エナジー」のキャッチフレーズを印字し、フィットネス通いの女性をターゲットにする。

ナチュラルエナジードリンクの市場は、国内ではまだ始まったばかり。そこには大きなチャンスが眠っているのです。

– 田中良介

この記事を書いた人

田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役 食品企業の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。プロモーション漫画の制作や、記事・コンテンツ制作への評価も高い。 自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。 2015年 新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞 2016年 中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナー認定 2017年 日本食糧新聞社 特派員としての活動も開始 2017年 世界最大の食の見本市「ドイツ・アヌーガ」へプレスとして参加
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