売上のコントロール

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売上コントロール

最近思うことなのですが、売上ってコントロールできないです。多くの生産者さんを見ていてもそう感じるし、自分のビジネス運営だって、やはり売上のコントロールはできません。

展示商談会に出て、ほぼ取引が決まった!と思ったのに、そのあとバイヤーさんから全く音沙汰ない・・・、なんて経験があなたにもあるのではないでしょうか。

お客さんが買ってくれるかどうかは、その人の心の内の話なので、売り手がどうこうできることではないんすよね。さらにはバイヤーさんの内面やその所属会社の決定を、あなたがコントロールすることもできません。

そう考えると、売上を伸ばすとか、販路拡大というのは、そう簡単にできることではないということになります。生産者さんや6次化の事業者さんが、販路開拓ということに大変苦労している気持ちも分かります。

ではあなた自身がコントロールできることは何でしょうか?

それは販売活動のプロセスです。

あなたが展示商談会に出展したとしましょう。取引契約に至るかどうかは分かりません。しかしバイヤーさんにフォローアップすることはできます。お礼のメールを一通送ることはできますよね。商品提案を持っていくこともできます。

もし飲食店さんに加工品を売りたいと思っているなら、営業先候補をリストアップすることはできます。そしてそこに順番に、電話営業をかけることも可能です。DMを送ったり、パンフレットをもって訪問することもできます。Faxを送ることだってできます。

そこまで至らなくとも、分かりやすいパンフレットを作ったり、農園ブログをコツコツと書くことはできるはずです。商品パッケージデザインを改善してもよいでしょう。お金がないなら、妥当な補助金がないか、行政に問い合わせて情報を取りに行くこともできます。

買ってくれない、販路が拡大しない、と嘆く前に、やるべきことがたくさんあることに気づくでしょう。

そもそも売り上げはコントロールできません。あなたが集中すべきは、そこに至るまでのプロセスなのです。

– 田中良介

この記事を書いた人

田中良介
田中良介
世界の最新トレンドとマーケティングに精通しており、食品企業の商品開発やマーケティング活動を支援している。自身もかつては食品企業で、苦労しながら商品開発と販売をしていた経験あり。 日本と世界をつなぐ架け橋となり、食品企業のレベル向上に貢献することがミッション。 海外での講演活動にも精力的に取り組む。
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