バイヤーになって展示会へ参加しよう

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Foodex2018

先週、幕張メッセで開催されたフーデックス2018へ行ってきました。何件かリサーチしないといけないことがあったので、2日間かけてじっくり見て回りました。

まー、情報の宝庫ですわ。こうい展示会は。まとめて様々なことが学べます。大きなトレンドでいうとやはり「健康」。とくに女性が気になる低糖質食品が目立っていました。最近欠かせないポイントは、健康と味の両立。低糖質だから味はいまいち・・・、だとダメなのです。味を犠牲にしてはいけません。だからこそ、そこに企業の研究開発努力のし甲斐があるわけです。

またギルトフリー食品が増えてました。ギルトとは罪悪感のこと。みんな健康どうこう言っても、やはりチョコレートやアイスクリームも食べたいわけです。自分にテキトウな言い訳を作って食べます。そしてそのあと、罪悪感にさいなまれます。人間ですから(笑)

その罪悪感を少しでも和らげてあげるコンセプトが今受け始めています。たとえば、お風呂上りの寝る前に飲んでも脂肪にならないカクテル・・・ってな具合に。「ギルトフリー」という言葉は、この先もっと流行りそうなので、あなたも覚えていくとよいでしょう。

こういう展示会へバイヤーとして参加すると、多くの情報を得られます。生産者であるあなたもバイヤーとして参加することをおススメします。「私がバイヤー?」という声が聞こえてきそうですが、あなただって原料を仕入れることがあるでしょうし、堂々とバイヤーを名乗っていいんですよ。

行く限りは商品開発やマーケティングのヒントをとことん得てきましょう。ではどういう視点で見て回れば良いのでしょうか?

そうです、あなたの競合商品を中心に見て回るのです。事前にパンフレットかHPでチェックして、効率よく回れるよう準備しておきます。

ブースを訪問し、出展者から売り込みを受けてみましょう。試食もしましょう。商品のこだわりや差別化について突っ込んで聞いてみましょう。製造方法も聞き出せるかもしれません。パンフレットももちろん貰います。ここにギルトは不要です!

このようにして得た情報に、あなたが日頃悩んでいたことの答えがあるはずです。パンフレットでPRされている文言に、あなたの商品の差別化のヒントが見つかるかもしせません。

さらに、その出展者があなたにに対してどのようなアフターフォローをやってくるか、これも見ものです。そこにも商売の大きなヒントが含まれていることでしょう。

見てきたことを、まるパクリしてはいけませんが、合法的にパクることはOKです。あなたの商品開発やマーケティング活動に上手く取り入れましょう。

僕がこのようなことを伝えても、「わざわざ東京や大阪まで出ていくお金も時間もない・・・」という生産者が残念ながら大半です。当然どこにお金をかけるかはあなた次第です。しかし展示会には、あなたのビジネスを一気に進めるためのヒントがたくさんあります。あなたがこの先、数年は悩むであろうことの答えが一気に見つかるのです。

僕からすると、これは大きな時間とお金の節約ということになります。

– 田中良介

この記事を書いた人

田中良介
田中良介
食品企業の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。世界の食品トレンドにも精通している。
2015年 新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞
2016年 中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナー認定
2017年 日本食糧新聞社 特派員としての活動も開始
2017年 世界最大の食の見本市「ドイツ・アヌーガ」へプレスとして参加
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