アウトプットだけでは足りない

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最近、あらためて英語を勉強し直しています。海外企業との取引の関係上、必要に迫られてです。

学生の頃は週一回、英会話学校に通っていました。でも、通うのってだんだん面倒になってくるんですよね。しかも週一回では、あまり効果を感じられないし。

しかし今の時代、オンラインの英会話スクールがたくさんあります。Skypeを使って、いつでもどこでも勉強ができます。便利な世の中になりました。

オンライン英会話スクールでの勉強の進め方はこんな感じです。まずネット上で提供されるテキストやビデオを使って予習。そして、その内容について、Skypeでフィリピン人の先生とディスカッションをします。マンツーマンです。

文法や用法など、改善すべきところを、すぐに先生がフィードバックをくれます。Skypeのチャット機能を活用して、文章で具体的に書いてくれます。たとえば、三単現のSが抜けているとか、こっちの表現のほうがプロっぽい、などと言った的確なアドバイスです。

だからタイムリーに自分の間違いに気が付くことができ、どのように改善したらよいか理解できる仕組みとなっているのです。

英会話において一般的に言われるのが、「インプット」と「アウトプット」の重要性です。インプットとは単語や表現を覚えること。アウトプットとは、実際会話の中で使ってみること。

しかし英会話学習を通して実感したのは、この2つだけでは十分でないということです。第3の要素が欠かせません。

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それは「フィードバック」です。

どれだけアウトプットしても、それに対する客観的なフィードバックがないと、現状レベルや間違いに気づけません。改善の方向性も見えません。アウトプットとフィードバックはセットでなければならないのです。

実は生産者の販売活動についても同じことが言えます。苦労の甲斐があって商談がまとまって取引につながった!と喜ぶのは良いのだけれど、その先よくある悩みが、取引が長続きしないということ。

そんな生産者は、あることを忘れています。
それはお客さんからのフィードバックを聞くことです。

販売活動が「アウトプット」だとしたら、商品に対するお客さんの声は「フィードバック」。

お客さんの声に耳を傾けることにより、商品やサービスの改善ヒントが得られます。何度も何度も小さな改善を繰り返すことにより、よりお客さんのためになる商品が出来上がっていくのです。売りっぱなしではいけません。

あなたの商品は、6次産業化の商品かもしれませんし、青果かもしれません。いずれにせよ丹精込めて開発した自慢の商品だと思います。それに対するストレートなフィードバックを貰うのは、かなり勇気のいることです。必ずしも心地よい内容ばかりでないからです。耳を塞ぎたくなることのほうが大半です。

冷淡なフィードバックに、イラっとすることもあるでしょう(こっちの苦労も知らずにって💢)。聞きたくない真実を聞かされて、凹むこともあるはずです。

さらには、あなたからフィードバックを聞きにいかないと、お客さん(バイヤーさん)側からは何も言ってくれません。

フィードバックを求めることもあなたの仕事。

精神力のいる作業なのです。しかしそれを乗り越えないと、あなたの商品が売れ続けることはありません。いずれ成長が頭打ちになります。

フィードバックがあれば、今いる位置がハッキリし、進むべき方向が明確になります。これが継続的な販路開拓の秘訣です。

– 田中良介

この記事を書いた人

田中良介
田中良介
アグリマーケティング株式会社 代表取締役

食品企業の販路拡大や6次産業化を支援。産地に軸足を置き、現場視点でのサポートが特徴。また6次化を推進する自治体への支援にも注力している。プロモーション漫画の制作や、記事・コンテンツ制作への評価も高い。
自らも一農業者として、6次産業化を地を這いつくばりながら進めた経験あり。
2015年 新潟市主催(日本食糧新聞社運営)の6次化大賞グランプリを受賞
2016年 中央サポートセンター(全国版)の6次産業化プランナー認定
2017年 日本食糧新聞社 特派員としての活動も開始
2017年 世界最大の食の見本市「ドイツ・アヌーガ」へプレスとして参加
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