なにげない話だけど「イイネ!」

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最近、長野県では全国高等学校総合文化祭が行われ、上田市では演劇部門等が開催されました。

その会場前で、3日間地元の高校生自らが農産物加工品を販売しました(上田市も行政の立場で参加)。

2校の商品が販売され、カレーやジャム等でしたが、売れ行きは上々でした。私も参加しましたが、あなたに「イイネ!」と感じたことを伝えます。

その日は、ある高校の女子生徒2人が熱心に試食を呼びかけ、お客を取り込んでいました。
時間いっぱい売っての終了時に、私の同僚の市役所職員が2本の販売用リンゴジュースを自ら買って、頑張った彼女らに「どうぞ」といって手渡したのです。

暑い日でしたから、ニコニコして受け取っていました。私はその光景を見て、若い市役所職員に「なかなか気がきくね」と褒めました。

そこで返ってきた言葉が意外でした。

実は昨日、もう1校の高校生15人と一緒に販売していた時のこと。演劇時間中は客が途絶え暇になるのですが、1人の男子生徒が見当たらない。

どうしたのかと思っていたら、なんと・・・アイスクリームを全員分買ってきて差し入れてくれたとのこと、同僚の市役所職員にも。みんな大喜び。

同僚は高校生が差し入れてくれたことに驚き(感激し)、遅ればせながら今日、自分も差し入れたのだと言います。

たまたま同じ場所で一緒に行動する限り、仲間意識が芽生え、相手を思いやる心が生まれます。そして、私はこんなことを思ったのです・・・

アイスクリームを仲間に差し入れた男子生徒は、もしかして以前同じように差し入れてもらった経験があり、いつか自分も差し入れしたいと思っていたのではないか・・・。

人間、受けた喜びは、他の人に渡したくなるものです。年齢など関係なく。
小さな「幸せの連鎖」を感じ、いくつになっても、小さなことを大切にする心は大切と思った次第。

全体として売り上げは目標以上を達成。売る側が「幸せ気分の磁場」を作れれば、お客様もその場の気分を共有し、買ってくれるのでしょう。

今回、上演された高校生の演劇も素晴らしく、暑さを忘れ、心に幸せな風が吹きました。


※ 過去のブログ記事はマーケティング本形式の「農業の売れる仕組みづくり」
https://agri-marketing.jp/masayuki-hasegawa-book-summary/
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この記事を書いた人

長谷川 正之
長谷川 正之
アグリフード(風土)アドバイザー

長野県の農産物統一ブランド「おいしい信州ふーど(風土)」を創設し中心となって推進。また信州6次産業化推進協議会副事務局長として、地域6次産業化を主導。H28年3月をもって任期満了し、地域創生を支援するアグリフード(風土)アドバイザー業務を開始する。長野県内で幅広いネットワークを持つ。現上田市農政課職員。中小企業診断士。
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