元旦に起こった驚きのできごと

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明けましておめでとうございます。
早くも1月後半、遅ればせながら、本年もよろしく お願いします。
私にとって今年の元旦は、今までの人生で経験したことのない幕開けとなりました。 何が起こったのか、もったいぶらずに話しましょう。

毎年大晦日は、菩提寺の檀家役員をしているので、二年参りの皆さんへの対応に 追われます。元旦は午前2時近くに家に戻り少しお神酒をいただいて就寝、8時頃起きました。 元旦ならではの分厚い新聞を取りに行き、1面の大見出しを確認のうえ下段のコラムを読むのがパターン。

が、読んでいて突然ある文字に目が釘付けになり、のけぞりました。 心臓がドキドキ。そこに何が書いてあったのか・・・。

私のフルネーム「上田市農林部長谷川正之さん」という文字がでーんと出ています。 元旦に県民が一番読んでいるであろう文章に・・・。

コラムの内容を要約するとこんな感じです。
「長野県栄村の年越しの多彩な郷土料理は、豪雪地ゆえに保存や調理法に知恵や 工夫が詰まる。村は11年前に発刊したレシピ本をもとに、食の価値を見直し発信する活動に取組み、村の女性たちも銀座で料理をふるまい大好評。

今年は元号が変わり政権は新たな国創りをうたうが、地方の現実に区切りはない。 政権のうたう改憲による世の中一新の幻影に惑わされず、過去から連綿とつながる時間に身を置き、大切なものを見失うまい。」

私はその村の活動を支援している人物として登場。「活動している村の女性たちは、食の見直しを通じて祖先から次世代に引き継ぐ役割を果たしている」との私の感想を紹介していただいた。

さらに、支援活動で出会った70歳代女性の「冬はかけがえのない 時間だ。好きな読書ができる」を忘れられない言葉として加えてくれました。 コラム執筆者が私の小さな活動を紹介してくれたのには、以下の経過があります。

昨年夏に偶然行き会う機会があり、私の自己紹介と手掛けている仕事を説明した際、栄村の食の見直しプロジェクトに関わっていることも述べ、感想を伝えたのです。

その後まったく音沙汰がなかったので、てっきり彼の関心をよばなかったものとし て忘れていました。だから正直驚きました。

私は文章に出てくる70歳代女性の言葉を大切にしています。冬が大変であることは十分に分かっているが、それを言っても仕方ない。それより自分に とって冬はどういう意味を持つのかを新たに見出す知恵がこのおばあちゃんにはあります。

豊かさとは、「与えられた環境をプラスに解釈する知恵」ではないかと私は思います。

そのことは、昨年の私のブログに書きました(「豪雪村で輝くもの https://agri-marketing.jp/2018/05/09/post-8213/8.5.9「豪雪村で輝くもの」) 。元旦の新聞コラムに紹介されたことで、少しは村が元気 になってくれればと静かに願います。 

元旦以降メールで、さらに行き会った方々から読んだとの反応をいただき、改めて今年も栄村の 支援を続けます。ただ、本格稼働は雪が融けてからですが・・・。

この記事を書いた人

長谷川 正之
長谷川 正之
アグリフード(風土)アドバイザー

長野県の農産物統一ブランド「おいしい信州ふーど(風土)」を創設し中心となって推進。また信州6次産業化推進協議会副事務局長として、地域6次産業化を主導。H28年3月をもって任期満了し、地域創生を支援するアグリフード(風土)アドバイザー業務を開始する。長野県内で幅広いネットワークを持つ。現上田市農政課職員(非常勤嘱託・元長野県農政部職員・中小企業診断士)
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