チームからソロへ!

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私のブログに何度か登場する「うえだ発酵四姉妹」プロデュースの発酵弁当「艶御膳」(2019,5,18.5,31.)。最近、新たな展開が・・・。

この発酵弁当は、上田市内のおうち料理研究家・王鷲美穂さんが四姉妹の日本酒・酒粕・甘酒・味噌等を用いて地産地消の魅力をアピールした限定品。9つの小枠に季節ごとの旬菜を取入れてメニュー化。

その中から、食した皆様から好評の右下隅のメニューを単品で商品化することになりそう。題して「濃厚酒粕レモンケーキ」。材料は、牛乳・卵・小麦粉、そして酒粕。

食べた方々からは、「チーズケーキみたい」「もっちりして、美味しい」等の声が寄せられ、テスト的にイベントなどで作ってもらい反応を見ていますが、上々です。

歌手に例えれば、艶御膳メンバー9人のチーム活動から、ソロへという感じ。
または、統一ブランド「艶御膳」から個別ブランド「濃厚酒粕レモンケーキ」が生み出された、ともいえるでしょう。

この展開は、自称マーケターの私も当初は考えていませんでした。

ただ、顧客の食した反応を丁寧に聞きつつニーズがあるかどうか探っていく中で、酒粕とレモンがマッチし、チーズ風味の発酵ケーキは単独でも支持されると思いました。

王鷲さんに商品化をささやき(あくまで彼女の思いが一番なので)、保存性をテストしつつ取組んでいますが、行けるという感触があります。

販路をどうするか他、これからの取組みですが、周りの方たちを巻き込んで進めていきます。

それと、9品のなかで、もう一つソロデビューしてほしいメニューがあります。

私は、今までにないコンセプトの商品になるとの思いがあり、料理研究家の王鷲さんに相談しつつ、密かにテストしようと思っています。

今後、嬉しい報告ができれば・・・。

この記事を書いた人

長谷川 正之
長谷川戦略マーケティング研究所所長

1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。長野県信連勤務後、政策研究大学院大学で公共政策修士を取得。長野県や上田市で統一ブランドの創設や農産物マーケティングを推進。また、小学校PTA会長や地域活動にも積極的に取り組む。現在、中小企業診断士・公共政策修士として「長谷川戦略マーケティング研究所」を立ち上げ、企業や行政のマーケティング支援に従事している。落語鑑賞が趣味で、「上に立つより前に立つ」や「やってみなければ幸運にも巡りあえない」という言葉が好き。
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