料理する男に学ぶ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 3

10日ほど前、知人夫妻から自宅での食事会に誘われました。
もう一人・若い友人と計4人での食卓。

事前に奥様から、当日は「夫の料理でもてなします」との連絡があったので、興味津々で伺いました。

食卓に出された色とりどりの料理を見て、そんじょそこらの趣味でやっている男性の料理とはちょっと違う。いや、だいぶ違うと直感しました。

家でもてなす料理は、いつも夫の担当とのこと。
子どもが小さい時は、子どものお友だちやママたちも呼び、夫の料理でクリスマス会他を楽しんだことなど、懐かしそうに話してくれました。

ニコニコしながら黙って聞く夫。
我が家ではあり得ない光景に、うらやましい気持ちを通り越して、夫婦の信頼の絆にリスペクト。

家族のハレの日の料理を任されるこの夫とは・・・

彼は、以前から私のブログに何回か登場している風景写真家の岡田光司さん。後日、私は会話を思い出しつつ、こんなことを考えました。

彼は、写真を撮りに何日も山にこもる。当然自分一人が食べる料理を作る。他方、家に居る時は、できれば大勢で食べたい・・・。

一人よりも大勢の方が食事は楽しいと思うはず。

また、自分一人のための料理は、多分、「美味しい」を目的とする料理ではなく、「体力維持」や「時間節約」の料理を指向するのではないか。

対して、家でのおもてなし料理は、お客様や子どもたちに喜んでもらう料理を心がけると思います。

でも私が思うに、多分味付けはそんなに違わないのではないか。

テーブルに置かれた料理を3品ほど食べたところで、そう思ったのです。
その味は、きのこや海藻、エビ、タコ、そば他の「自然の素材を活かした味」に感じるのです。

私には「自然を見抜く力」に長けた岡田さんが「素材を見抜き活かした味」を見つけてくる(探してくる)イメージかなと。

「料理にマッチしたワインを見つける(探す)」ソムリエに例えてもいいかも
その旨話すと、彼は2年間中華料理店で働いた経験があると奥様がフォローしました。

一人でも、おもてなしでも彼の作る料理の味や処理の仕方は変わらないのではないか。そこには、自然に向き合う真摯な彼が一貫して居ると思うのです。

素敵な気分で(ホントに)珍しくお酒を飲まず2時間半お喋りと料理を楽しみました(車で行ったので)。

もう一人の若い女性の友人は、山登りが大好き。明日も午前6時から2時間程冬山に登るといいます(いやはや脱帽!)。

彼女も光司さんもスリムな体型ながら、山に登るのでたくさん食べるといいます。
アッそうか!

素材を活かした味付けの料理」は、「たくさん食べれて身体にエネルギーをもたらしてくれる」に違いない。

少し太り気味の私は、残念ながら山登りの経験はほとんど皆無。

人生下り坂の年齢の今、「たくさん食べてスリムは二人」を横目で見つつ、自分でも「山にトライしようか」と真剣に考えています(さて、行動に移せるか?)。

この記事を書いた人

長谷川 正之
アグリフードビジネスアドバイザー

□1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、長男としての責任を感じ故郷・長野県の農林系金融機関に就職。在職中は、融資や資金証券運用業務ほかに携わる一方、企画業務では「中小企業診断士」の資格を活かし経営戦略(経営理念の策定含め)を立案し事業展開を図る。54歳時に、「上司の顔より真理の顔を」という言葉に出会い、「ソロで力量を磨き、パーティーを組んで更に高い目標に挑戦していく!」意識を自覚。思い切って選択定年で退職。
□55歳で一念発起し、政策研究大学院大学政策研究科まちづくりプログラム(修士課程)に学び、ダントツの高齢者ではあったが無事「公共政策修士」を取得。 
□56歳で長野県庁の民間登用試験を受け、任期付職員として採用(課長級:農政部農産物マーケティング室企画幹)。県農畜産物の統一ブランド「おいしい信州ふーど(風土)」を玉村豊男氏と共に創設し普及。6次産業化推進や「信州ワインバレー構想」策定等にも関わり、任期満了につき退職。
□61歳で上田市農林部農産物マーケティング推進室・専門員に採用。「発酵で輝く上田のまちづくり」を提唱し、民間の「信州上田・発酵の女学校」等の設立を支援。上田市の統一ブランド「信州上田なないろ農産物」を創設し、地産地消を強力に推進。講演では「尊農上位論」を熱く説く。現在、ながの農協非常勤監事も務める。
□地域活動として、地元小学校PTA会長、さらに当時の小学校連続殺傷事件発生に際し地域で自主防衛すべく歴代PTA正副会長会(ビーナス会)を組織し現在会長。「地域の子どもは地域で育てる」を合い言葉に実践中。春・夏休みには、町内児童館で本の読み聞かせを楽しく行っている。
1995年阪神淡路大震災時には、友人の落語家や中学同級生たちといち早く復興支援寄席を開催。以降、高齢者福祉につながればと坂城寄席を継続開催中(現在休演)。地区の自治活動にも積極的に関わり、来年は区長を担う。コロナ禍や自然災害多発のなか、自治会(区会)が自治体(町行政)を構成する確かな「共同体」の仕組みを作りたいと意欲を持つ。
今後、「中小企業診断士」「公共政策修士」の知識・経験を活かし、さらに地域に貢献したいと前を見すえる。紆余曲折の人生のなかで培った多彩な人脈が自らの強み。
□趣味は落語鑑賞。好きな言葉として 「上に立つより前に立つ」 「スピードが感動を呼ぶ!」「笑いで輪(和)来!」「他人の言葉を気にして生きるには人生は短すぎる!」。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加