テイクアウトと食事シーン

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全国緊急事態宣言で不要不急の外出自粛となり、飲食店舗は多く店を閉めています。

代わりに、テイクアウト(持ち帰り)による料理販売に切り替えたところが目につきます。
団体等がテイクアウトの店を紹介するサイトを立ち上げ、バックアップする事例もあります。

あなたも、支援したいお店のテイクアウト料理を購入し、食しているかと思います。
そこで、私の最近の購入状況を報告します。

A店は、職場の仲間や知人たちとよく行く店で、無理も聞く馴染みの店。テイクアウト料理は夕食用で、4人分の大皿。


焼き鳥やアジのフライ、エビチリ、寿司他の宴会料理です。私たち夫婦と別宅の娘夫婦に半分ずつ。

2組の夫婦が同じ料理をシェアして食べるのは、改めて家族ならではの思いがしてきます。娘夫婦も仲良く食べてほしい。

次はB店で、たまにだけれど少人数でワインを飲みつつフレンチ料理を楽しみます。
テイクアウトは、ランチ用のローストポーク丼。

肉厚の豚肉はボリュームたっぷりで満腹。これは職場の人たちと味3種(ニンニク、ペッパー、おろし)を選んで楽しみます。感想がいいあえて楽しい。一体感も生まれますね。


報告の最後は、B店のディナーメニューとC店のクラフトビール。
B店の通常のディナーメニューを持ち帰り用に作りパック詰め、これは貴重です。
パックの煮込みは、家で開封し鍋に入れ加熱して食します。

ビーフシチュー、合鴨と野菜のポトフ、牛バラの赤ワイン煮込み、馬肉の煮込み、パテ・ド・カンパーニュ、あじのエスカペッシュ他。価格は360円~690円とお手頃。
単品から選択し、家庭のメニューに花を添えます。

この日私が選んだのは「牛バラの赤ワイン煮込」と「パテ・ド・カンパーニュ」。我が家の夕食が華やぎました。

このB店のフレンチメニューとC店のクラフトビールという組み合わせが自宅(卓)で実現できるのは、滅多にないことです。


非常に充実した食卓で、コロナのテレビ放映に感情を増幅させている我が妻の精神安定に大きく寄与しました。

「牛バラのワイン煮込」は家庭では味わえません、美味しかった!食後の妻は別人でした(笑)。

今回、私は食事のシーンを想定してテイクアウト料理を選択したのですが、これは自ら数人のシェフを指名して料理を作ってもらったと同じぜいたくといえます。

コロナ禍で不安な生活が続く中、テイクアウト料理は私にささやかな価値ある生活の一場面をもたらしてくれています。

改めて、料理人(シェフ)に感謝です!ありがとう!


この記事を書いた人

長谷川 正之
長谷川戦略マーケティング研究所所長

1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。長野県信連勤務後、政策研究大学院大学で公共政策修士を取得。長野県や上田市で統一ブランドの創設や農産物マーケティングを推進。また、小学校PTA会長や地域活動にも積極的に取り組む。現在、中小企業診断士・公共政策修士として「長谷川戦略マーケティング研究所」を立ち上げ、企業や行政のマーケティング支援に従事している。落語鑑賞が趣味で、「上に立つより前に立つ」や「やってみなければ幸運にも巡りあえない」という言葉が好き。
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