林住期・後半の生き方!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

201回目のブログ。深呼吸して書く。
これから何回かは「である」調で書いてみる(何か気分が変わるかもしれない)。

若いとき(私にとっては50歳まで)は、自ら無鉄砲に行動し、そこから失敗による気づきやチャンスを見出してきたように思う。

【人生の後半、刺激を与えてくれる人】
しかし、60歳半ば(前期高齢者)にもなると、結果を顧みず行動するのはしんどい。

ここ数年、私は刺激を与えてくれる方とご縁を得て、彼らから受けるエネルギーをエンジンとして行動している。「他力本願的な生き方」だ。

今、私が刺激を受けている方たちの中からKさんいついて紹介したい。
私には「とても無理」という行動や意思決定をされる方で、学ぶことが多い。

特に彼の体力・気力は並外れている。5歳ほど年上なので古希になると思うが・・・。

【プロダクトライフサイクル】
ここで少し寄り道をする。

マーケティングでは、「製品の一生」をプロダクトライフサイクル(PLC)という。
マーケットに投入される製品を、まるで生き物の一生(ライフサイクル)として捉えた考え方だ。

生まれて(導入期)、成長し(成長期)、成熟し(成熟期)、停滞し(飽和期)、市場から消えていく(衰退期)。

【人の一生のサイクル】
しかし、人の一生は、マーケットにおける製品の一生とは違って、時間経過とともに劣化していくとは限らない。かえって、精神や気力は充実していくことも多い。

その「人の一生のサイクル」で有名なのは、五木寛之著「林住期」で紹介されている「古代インドにおける人生の4区分」。

・「学生期」(0~24歳)で学び ・「家住期」(25歳~49歳)で働き家庭を築き子育てし ・「林住期」(50歳~74歳)で人生のクライマックスを迎え ・「遊行期」(75歳~90歳)で余生を過ごす。

私は、「林住期」(りんじゅうき)に属する。「生きがいを求め真に人間らしく生きる時期」ということは知っているが、何となく生きているのが正直なところだ。

そんな時に出会ったのが、前述の刺激的なKさんである。

【人が一番輝くとき】
初めて酒を酌み交わしたとき、彼は私にはっきりとこう言った。

「長谷川さん、人生が一番輝くときは65歳~75歳の10年間だ
「これまで蓄えてきた体力・気力・経験・能力等が一番活きるときだ」

前期高齢者として、今後、年金頼みの人生をメインに描いている私の頭にガーンと響いた。確かにKさんは、60歳後半、2度目の市長選に立候補する。

残念な結果となったが、その数ヶ月後にナナント県知事選に立候補。
真夏の中、精力的に県内全域をくまなく歩き回り、県民に熱く訴えた。

立て続けに「市長選・県知事選に打って出る」という意志決定は常人にはできない。体力・胆力がよほど充実していないと。

その後、私は縁あって地域で著名なKさんに出会ったのである。

思想信条が同じではない部分もあるが、間近に会話しほとばしる精気を浴び、私は自らを奮い立たせる機会を得た

Kさんにはたまにしか会えないが、ともすると何事も三日坊主になりがちな怠惰な私の林住期・後半(人生のクライマックス)に、欠かせない方である!

この記事を書いた人

長谷川 正之
アグリフードビジネスアドバイザー

□1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、長男としての責任を感じ故郷・長野県の農林系金融機関に就職。在職中は、融資や資金証券運用業務ほかに携わる一方、企画業務では「中小企業診断士」の資格を活かし経営戦略(経営理念の策定含め)を立案し事業展開を図る。54歳時に、「上司の顔より真理の顔を」という言葉に出会い、「ソロで力量を磨き、パーティーを組んで更に高い目標に挑戦していく!」意識を自覚。思い切って選択定年で退職。
□55歳で一念発起し、政策研究大学院大学政策研究科まちづくりプログラム(修士課程)に学び、ダントツの高齢者ではあったが無事「公共政策修士」を取得。 
□56歳で長野県庁の民間登用試験を受け、任期付職員として採用(課長級:農政部農産物マーケティング室企画幹)。県農畜産物の統一ブランド「おいしい信州ふーど(風土)」を玉村豊男氏と共に創設し普及。6次産業化推進や「信州ワインバレー構想」策定等にも関わり、任期満了につき退職。
□61歳で上田市農林部農産物マーケティング推進室・専門員に採用。「発酵で輝く上田のまちづくり」を提唱し、民間の「信州上田・発酵の女学校」等の設立を支援。上田市の統一ブランド「信州上田なないろ農産物」を創設し、地産地消を強力に推進。講演では「尊農上位論」を熱く説く。現在、ながの農協非常勤監事も務める。
□地域活動として、地元小学校PTA会長、さらに当時の小学校連続殺傷事件発生に際し地域で自主防衛すべく歴代PTA正副会長会(ビーナス会)を組織し現在会長。「地域の子どもは地域で育てる」を合い言葉に実践中。春・夏休みには、町内児童館で本の読み聞かせを楽しく行っている。
1995年阪神淡路大震災時には、友人の落語家や中学同級生たちといち早く復興支援寄席を開催。以降、高齢者福祉につながればと坂城寄席を継続開催中(現在休演)。地区の自治活動にも積極的に関わり、来年は区長を担う。コロナ禍や自然災害多発のなか、自治会(区会)が自治体(町行政)を構成する確かな「共同体」の仕組みを作りたいと意欲を持つ。
今後、「中小企業診断士」「公共政策修士」の知識・経験を活かし、さらに地域に貢献したいと前を見すえる。紆余曲折の人生のなかで培った多彩な人脈が自らの強み。
□趣味は落語鑑賞。好きな言葉として 「上に立つより前に立つ」 「スピードが感動を呼ぶ!」「笑いで輪(和)来!」「他人の言葉を気にして生きるには人生は短すぎる!」。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加