「長谷川さん、こんにちは!」
マスクをしている私に、街中で声をかけてくる人が結構いる。いつも驚く!
マスク顔だと、普通は誰だか分かりにくいのだが、私はよっぽど特徴的な顔形・体型をしているのだろう。
妻には「頭がデカイ」「ずんぐりむっくり」とか言われているが(もう慣れた)、本人は突出しているとは思っていないが、さて・・・。
マスク下でも、お互いに相手を気にし、コミュニケートする姿勢が大切だ。
マスク着用と携帯いじりで、外でもますます個人の殻に閉じこもってはいないか。
そこで、マスク着用の目的を「感染防止」以外にも拡大し、「メッセージの発信」等により楽しく意味のあるマスク・ライフスタイルを提案したい。
「マスクとメッセージ」といえば、あなたはすぐに大阪なおみ選手の「抗議マスク」を思い出すだろう。強烈なメッセージを世界に発信した。
感嘆するしかない彼女の強い意志の0.1ミリくらいなら、私も思いを発信できるかもしれない。私が思いついたのは、こんなことである。
コロナ禍が長期化する中、マスクは感染防止対策上からも「不織布マスク」が一般的だ。色は大半が白。
一時、マスク不足時に、手製の色柄の布マスクが登場したが、有り余る今は、私の周りでは布マスクはほとんど見かけない。
そんな時、「上田紬」の素敵な織り手(小岩井紬工房・小岩井カリナさん)と会う機会があった。
彼女はエレガントな上田紬の着物を着ていて、「上田紬で織ったマスク」を持参しているという。見せてもらい、即座に2枚購入(紬織りは表のみ)。
私は、上田の養蚕製糸業を研究していて、上田紬に関心がある。しかし、身に付けるには着物は高額だし似合わない(と自覚している)。
だったら、「マスクならいけるかも!」と思ったのだ。
着用して、目にした多くの人が「なんだ、あの模様のマスクは?」と関心を持ってもらえれば、まずはOK。
そのうちに、何人かで着用して「上田紬マスク姿愛好会」を結成し、注目を集めたい。マスクなら、容姿を気にせず参加してくれる人が少なからずいるのではないか。(上田紬マスク購入は下記リンク先)
http://koiwai-tsumugi.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2674744&csid=0
コロナにより、その地の「伝統の価値を再評価する機会」を見出すのだ。さらに、思いは拡大する。
マスクにマフラーやキャップ、手袋等を身に付けてファッションショーを企画したい。歳は関係ない。密を避けて、リモートでやったっていい。
私は、前のブログ「錆アート」に書いた市内で活躍する若きアーティスト・關戸望さんの素敵なロゴマーク入りキャップと上田紬マスクを一緒に身に付け、さっそうと街を歩きたい。https://agri-marketing.jp/2020/10/29/post-9609/
(不織布マスクも携帯し、時によって使い分ける用心もしつつ)。
ただ、ときおり身に付けている真田六文銭マスクは、市民の連帯感が出ていいと思っているが、プライベートでの着用姿は妻に不評だ。
妻は見るなり、「容疑者みたい」と冷たく言い放った(くたびれた帽子がいけなかったか、トホホ)。
※お詫び:今回のブログは、お見苦し画像を何枚も掲載してしまい、心よりお詫びいたします。
この記事を書いた人

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長谷川戦略マーケティング研究所所長
1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。長野県信連勤務後、政策研究大学院大学で公共政策修士を取得。長野県や上田市で統一ブランドの創設や農産物マーケティングを推進。また、小学校PTA会長や地域活動にも積極的に取り組む。現在、中小企業診断士・公共政策修士として「長谷川戦略マーケティング研究所」を立ち上げ、企業や行政のマーケティング支援に従事している。落語鑑賞が趣味で、「上に立つより前に立つ」や「やってみなければ幸運にも巡りあえない」という言葉が好き。
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