美人のアルパカ

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目と目が合った。その優雅さとやさしい微笑みに、ドキリとした。
周りの人たちも見とれている。

【目が合ってドキリとした存在】
連休中に、信州白樺高原 長門牧場のアイスクリームを食べに行った。
牛乳のコクある風味がいきた濃厚な味わいが特徴で、美味しいと評判の逸品。

牧場に着くと、長蛇の列を想像しつつ売場を目指した。
途中何気なく動物の存在に気づき振り向くと、目と目が合って立ち止まった。

視線の先の相手は・・・「アルパカ」。

思わず、「美人」だと思った。
動物であり雄雌を知るよしもないが、正直そう思ったのである。
一匹で皆の注目を引き付けている「美人で気品があり癒し」の存在。

アルパカは、南アメリカ大陸原産の家畜の一種で、ラクダ科のラマ属。
きわめて良質な体毛を具えており、体毛の利用加工のために品種改良された家畜である。

しかし、その姿かたち・雰囲気は独特で、インカ帝国時代から飼育されてきたという、なにか「神秘的な存在感」があり(私だけか)、魅了された。

そこで、思ったのは・・・

【マスク無しの存在の有難さ】
動物は、当たり前だがコロナ禍でマスクなどしない。素のままの姿・表情だ。

一方、人間は家以外はほとんど顔をマスクで覆い隠し、生の表情はうかがい知れない。心を通わすことができにくい。

その習慣化が、マスク無しの動物の存在をより身近に魅力的に感じさせるのではないか。

素顔で自然体の動物と心を通わせ、癒される人が多いのも頷ける(キャットやドッグ、中にはニシキヘビという人もいるようだが)。

妻は私の「ドキリとした心の動き」を察知していない様子だ。
お目当てのアイスクリームを食べてご機嫌である。

ホッとしつつ、私もアイスクリームを楽しみながら、目線はしばしアルパカに注がれたままであった。

やはり最初に思った通り「美人」である。

この記事を書いた人

長谷川 正之
長谷川 正之
アグリフード(風土)アドバイザー

長野県の農産物統一ブランド「おいしい信州ふーど(風土)」を創設し中心となって推進。また信州6次産業化推進協議会副事務局長として、地域6次産業化を主導。H28年3月をもって任期満了し、地域創生を支援するアグリフード(風土)アドバイザー業務を開始する。長野県内で幅広いネットワークを持つ。現上田市農政課職員(非常勤嘱託・元長野県農政部職員・中小企業診断士)
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