草刈正〇!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

この梅雨の時期、農業に携わる者は草刈りが大変だ!

晴れ間を見ては、アッという間に成長した雑草を苦々しく思いつつ、せわしくビーバーを動かす。

ここでちょっとひとこと。
あなたも、草刈機のことを「ビーバー」と呼ぶのかな。

山田機械工業(株)(神戸市)が作っている草刈機の商標名が、草刈機全体を指すようになったというのは、最近まで知らなかったので(泣)。

私がビーバーを使うのは、貸している田んぼの畦草刈りと、隣の借りている畑の畦(元は田んぼだった畦)草刈り。

さらに、同じ土地所有者の放棄地の一部を自発的に刈っている。

実は、この部分がやっかいなのだ。なぜなら、労力の半分を占めるから。

若い所有者は、相続したが仕事が忙しく草刈りには手が回らない。
ビーバーもなく、シルバー人材に頼むしかないのだ。

2回頼んで刈ったようだが、後は音沙汰無し。草がぼうぼう。
隣の住人も動かない。役場に電話したが周りの住人で協力して刈ったら、とのひと言。・・・諦めた。

幸い、細長い放棄地の1/3は隣接する住人である役場職員が刈ってくれている。

ならば、若い土地所有者が刈れるような環境になるまで手助けすることに腹を決めた。

すると、刈る時期が違ってくる。
それまでは、できるだけ刈る回数を少なくしたいので、草の背が高くなるまで待って刈った。

しかし、自分が刈ると決めたら、1回の労力を少なくした方が時間的にも肉体的にも効率的と判断。
ほどほどの背丈のうちに刈るようになった。

歳を重ねてくると、1回の負荷が少ない方が持続する。

また、刈り方も、スタート時に最適解を探る。その時の草の湿り気や倒れ具合や茎の太さ、ビーバーの調子や体調具合も加味して試行錯誤する。

ほどなく、今日はこんな刈り方で行こうと決める。
このところは、円を描くように刈る戦法をとっている。


円を描くので絶えず草を刈っている時間が持続する。

結果、短時間で済む(と思っている)。
視界的にも、刈った部分が変化に富んでいて楽しいし、積極的に取り組めるのだ。

しかし、次回はどういう戦法をとるかは、やってみなければわからない。それもよし!

携帯で草刈りの写真を撮る役割を押しつけられた妻は、夜、私にビールをつぎながらこう言った。

NHK大河ドラマ「真田丸」の真田昌幸を演じた草刈正雄さん、知ってる?

もちろん、と私。

続けて妻が笑ってひとこと
『今日のお父さんは「草刈正之」だったね!』

ガクッ。でもビールが美味しい。

この記事を書いた人

長谷川 正之
アグリフードビジネスアドバイザー

□1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、長男としての責任を感じ故郷・長野県の農林系金融機関に就職。在職中は、融資や資金証券運用業務ほかに携わる一方、企画業務では「中小企業診断士」の資格を活かし経営戦略(経営理念の策定含め)を立案し事業展開を図る。54歳時に、「上司の顔より真理の顔を」という言葉に出会い、「ソロで力量を磨き、パーティーを組んで更に高い目標に挑戦していく!」意識を自覚。思い切って選択定年で退職。
□55歳で一念発起し、政策研究大学院大学政策研究科まちづくりプログラム(修士課程)に学び、ダントツの高齢者ではあったが無事「公共政策修士」を取得。 
□56歳で長野県庁の民間登用試験を受け、任期付職員として採用(課長級:農政部農産物マーケティング室企画幹)。県農畜産物の統一ブランド「おいしい信州ふーど(風土)」を玉村豊男氏と共に創設し普及。6次産業化推進や「信州ワインバレー構想」策定等にも関わり、任期満了につき退職。
□61歳で上田市農林部農産物マーケティング推進室・専門員に採用。「発酵で輝く上田のまちづくり」を提唱し、民間の「信州上田・発酵の女学校」等の設立を支援。上田市の統一ブランド「信州上田なないろ農産物」を創設し、地産地消を強力に推進。講演では「尊農上位論」を熱く説く。現在、ながの農協非常勤監事も務める。
□地域活動として、地元小学校PTA会長、さらに当時の小学校連続殺傷事件発生に際し地域で自主防衛すべく歴代PTA正副会長会(ビーナス会)を組織し現在会長。「地域の子どもは地域で育てる」を合い言葉に実践中。春・夏休みには、町内児童館で本の読み聞かせを楽しく行っている。
1995年阪神淡路大震災時には、友人の落語家や中学同級生たちといち早く復興支援寄席を開催。以降、高齢者福祉につながればと坂城寄席を継続開催中(現在休演)。地区の自治活動にも積極的に関わり、来年は区長を担う。コロナ禍や自然災害多発のなか、自治会(区会)が自治体(町行政)を構成する確かな「共同体」の仕組みを作りたいと意欲を持つ。
今後、「中小企業診断士」「公共政策修士」の知識・経験を活かし、さらに地域に貢献したいと前を見すえる。紆余曲折の人生のなかで培った多彩な人脈が自らの強み。
□趣味は落語鑑賞。好きな言葉として 「上に立つより前に立つ」 「スピードが感動を呼ぶ!」「笑いで輪(和)来!」「他人の言葉を気にして生きるには人生は短すぎる!」。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加