スイカとミツバチの仲

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早朝、6時過ぎ、ウォーキングから戻って、狭い家庭菜園をのぞくのがこのところの日課だ。

キュウリやトマト、ナス、ゴーヤ、豆、ピーマン、スイカ、キャベツ、レタス、ネギなどを育てている。

その中で、私が毎日必ず成長をチェックするのは・・・スイカ
なぜか。なにより大好きだからだ(単純)。

経験上、ミツバチの動向が出来を左右するので、気にかかる。

そして、一昨年までは、ミツバチはさほど現れず不作。
人工授粉など手間がかかることはやらないずぼらな性格なので、この地はスイカに合わないと割り切っていた。

ところが、昨年は突然ミツバチが飛び交い、スイカが多く結実。それもみな美味しかった。

今年は、昨年並みを期待してはダメと思考停止し、でも心では期待している自分がいる。厄介な人間である・・・。

ところが、このところ菜園をのぞくと、なんとブーンブーンという羽音がしている。数匹のミツバチが飛び交う姿を確認、嬉しくなり朝から気分がいい。

ミツバチは、スイカの花がお気に入り。

雄花から雌花へと移動し受粉してくれるミツバチが愛おしい。
今年も期待できそうだ。

玉は極小から大きくなりかけている玉まで、いろいろな大きさが混在している。


美味しいスイカを作るには、間引きが欠かせないことは知っている。

けれど、私は一生懸命に受粉の役割を果たすミツバチに感謝の思いが強い。

出来るスイカはそのまま有難く収穫し、近所にも配りたい。

「美味しいかどうかはわからないけど、ミツバチのおかげでできたので」と言葉を添えて。

最終的にどのくらいの玉ができるかはまだわからない。
過剰な期待はしませんよ、ミツバチさん。

ところで、毎日何匹も飛んでくるミツバチがいるということは、もしかしたら近くに巣があるのでは、と考えるのは自然ではないか。

そして、徒労に終わることは承知しつつ、ミツバチの巣を探し続けている私は、自分でもやっかいな存在と思うのだ(やれやれ)。

この記事を書いた人

長谷川 正之
長谷川戦略マーケティング研究所所長

1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。長野県信連勤務後、政策研究大学院大学で公共政策修士を取得。長野県や上田市で統一ブランドの創設や農産物マーケティングを推進。また、小学校PTA会長や地域活動にも積極的に取り組む。現在、中小企業診断士・公共政策修士として「長谷川戦略マーケティング研究所」を立ち上げ、企業や行政のマーケティング支援に従事している。落語鑑賞が趣味で、「上に立つより前に立つ」や「やってみなければ幸運にも巡りあえない」という言葉が好き。
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