【朝夕6時台にやること】
ウォーキングから戻る朝方6時台と、仕事から帰る夕方6時台には、我が家の隣の畑に植えた「ひまわり」を仰ぎ見る。
前年のひまわりが大きくなり過ぎたので、背たけの低いひまわりを選んで、その種を保管しておいたという妻。
しかし、植えてみたら、昨年以上に巨大なひまわりが出現した。オオタニサンよりも遙かに大きい(大谷選手193cm<我が家の畑のひまわり330 cm 笑)。
妻になぜなのか、とは問えない。そこはスルーするのが賢明というものだ。
【ひまわりの生き方】
いつも、このひまわりたちを見ていて、感じることがある。
朝方は、真っ向から朝陽をしっかり浴びる。夕方も夕日をしっかり見送る。
その姿は「誠実」で「実直」で堂々としている。「自然界で生きる」とは何か、を教えてくれているようだ。
ひまわりの意志は、「お天道様に向き合い、エネルギーを吸収し、恥じない生き方」をすることではないか。
人間もそうありたいが、忖度や嘘や改ざんや、自分の考え以外は無視する人間が多くなった。自然界ではとうてい生きていけないだろう。
「あなたは、朝陽を真正面からしっかり浴びているか」。そしたら、背筋がピンと伸びて、誠実・実直な心を持てるはずだ。
そして、「あなたが本来持っている能力を活かすエネルギーを太陽(お天道様)からもらおう」。というひまわりの声が聞こえてくる。
【身体・心を開く】
太陽のエネルギーを受け取るには、体や心を思いっきり開かねばならない。
オープンな生き方だ。そして、自然と一体化するとき、ハチも親しく飛んできて仲間になる。
背の低いひまわりも、思いっきり花びらを開き、堂々と自然の一部になっているではないか。「いいなぁ~。」
【家の中も自然の一部】
翌日、帰ったら驚いたことに、リビングにひまわりが存在していた。
家の中に、豊かな自然のエネルギーを放ってくれている。
ひまわりは、「人間が、自然界の中で、お天道様に恥じることなく堂々と生きていってほしい」と願っていると思う。
そんなことを考えていた時、家にひまわりを飾った妻が、ボソッと言った。
「国会議事堂にもひまわりを飾ったら」・・・その通り!
この記事を書いた人

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長谷川戦略マーケティング研究所所長
1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。長野県信連勤務後、政策研究大学院大学で公共政策修士を取得。長野県や上田市で統一ブランドの創設や農産物マーケティングを推進。また、小学校PTA会長や地域活動にも積極的に取り組む。現在、中小企業診断士・公共政策修士として「長谷川戦略マーケティング研究所」を立ち上げ、企業や行政のマーケティング支援に従事している。落語鑑賞が趣味で、「上に立つより前に立つ」や「やってみなければ幸運にも巡りあえない」という言葉が好き。
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