ホット赤ワインは熱燗とは違う!

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【食卓の役者は】
私のブログで紹介している上田市の「セキ精肉店 ハム工房セキ」で、信州プレミアム牛肉をゲット。

自家栽培しているネギと白菜に、エノキタケや糸コンニャクを入れて「すき焼き」が完成。

新米のごはんに店で買ったドイツの赤ワイン。さあ、役者は揃った。

【口中調味】
まず、甘い野菜を食べ、次に肉を口に入れ、ご飯をさらに食べ、よく噛む。イヤー、美味しい。

日本人特有の食べ方「口中調味」であり、日本独自の食文化なのだ。

もちろん、そういう食べ方は少なからず下品、汚い等と海外では毛嫌いされていることを知っている。

【多様性の豊かさ】
しかし、この食べ方は「味の違う料理を口の中で組み合わせることで、元の料理や食材を活かしつつ、一品で食べるよりさらに複雑で繊細な味わい・風味を感じ取ることができる」。

と、ど素人ながら私は思っているのだ。
そして、赤ワインを飲む。

これはまさしく、「多様性」の豊かさを甘受するということではないか。

【ホット赤ワイン】
私は、冬の定番ドイツのホット赤ワイン(グリューワイン)を急に味わいたくなり、翌日セキ精肉店に買いに行った(以前から気にはなっていた)。

このドイツから輸入した1ℓ瓶は、シナモン風味の甘口赤ワイン。加熱して飲むと、体を芯から温めてくれて優しい味わい。

この日は、信州牛のカルビを焼き肉にし、他の料理と一緒に口中調味。

そして、ホット赤ワインを口に満たす。ささやかながら、幸せがジワ~ット訪れてきた。

【次のトライ】
そして頭に浮かんできたことは・・・

昨日料理した「信州プレミアム牛肉のすき焼きとドイツのホット赤ワインを組み合わせて味わいたい」という欲求。

赤ワインは甘口だが、ホットにすると「締まる感じ」がし、すき焼きと相性がいいのではと勝手に思ったのだ。

身体がさらに温まり、ウ~ムとうなる姿が思い浮ぶ。


ただしリスク管理上、妻の機嫌を見つつ、少し日にちは空けるつもり(賢明な判断だと思う)。

【熱燗との違い】
日本酒の熱燗は、おつまみとセットである。
主役はもちろん温かい日本酒で、温まり酔いを楽しむもの

一方、ワインは料理と共に飲む食中酒である
特にホット赤ワインは、肉料理の合い(愛)の手として食感を豊かにし、食欲を旺盛にさせる。

日本人独特の「口中調味」で、ホットワインが引き立ててくれる「多様性」を一層豊かに味わえると思うのだ。

そして、その次は・・・ホット白ワインを試そうと思っている(まだ㊙)。

この記事を書いた人

長谷川 正之
長谷川戦略マーケティング研究所所長

1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。長野県信連勤務後、政策研究大学院大学で公共政策修士を取得。長野県や上田市で統一ブランドの創設や農産物マーケティングを推進。また、小学校PTA会長や地域活動にも積極的に取り組む。現在、中小企業診断士・公共政策修士として「長谷川戦略マーケティング研究所」を立ち上げ、企業や行政のマーケティング支援に従事している。落語鑑賞が趣味で、「上に立つより前に立つ」や「やってみなければ幸運にも巡りあえない」という言葉が好き。
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