前回のブログで庭木の剪定について書いた。
何人かの読者から、「脚立から落ちたらケガする」との忠告をいただいた。
有り難いが、たぶん来年も工夫しつつチャレンジすると思う。
身体を使って作業していると、いろんな場面に遭遇する。
そこで考え、気づいて前に進むことが楽しいのだ。
一昨日の草刈り作業でもこんなことがあった。
※草刈り作業についての関連ブログ記事
2021.6.29 「草刈正〇!」 アグリマーケティング (agri-marketing.jp)
【徹底的に草を刈るにはどうするか】
私は、草刈り機は安全のためにナイロンコードカッターを使っている。
今回はいつもより短く刈りたいとの思いが強く(日程が詰まっていて当面刈れないので)、雑草の成長点である地面との接面を刈りたい。
その場合、どうしても頑丈なナイロンコードカッターを使う必要があるが、太くギザギザ形状なので取り付けるのに苦労している。
しかし、次の不等号式を思い浮かべ、
取り付け作業の困難さ+地面スレスレを刈る負荷 < 丈夫で長持ちのナイロン価値+効率的作業量
今回も苦労を覚悟して取り付け作業を始めたが・・・
【まわりに落ちていたもの】
ふと横を見ると、さびた針がねが落ちている。
もしかして使えるかも、と手に取り穴に入れてナイロンコードを取り出す動作をしてみる。
エッ、と思うほど簡単に取り付けられた。
【在るものを見つけ活かすこと】
このさびた少し太い針がねは、この取り付け作業をしなければ見つけることもなかったし、役立つものでもなかった。
解決策は、「在るものを見つけ活かすこと」であり、「やってみる」ことだ。
その後、このさもない針がねのおかげで、ナイロンコードカッターの装着時間は格段に短縮され、草刈り作業はスムーズに進んだ。
たった一本のさびて曲がった針がねの使用価値を見出して、ひそかに充実感を味わっている。
この針がねは今後も不可欠なものとして道具箱に入っている。
ただ、妻には話してないので、捨てられてしまわないか内心心配である
(話しても「そんなこと」と鼻で笑われるだけと思うので・・・)。
この記事を書いた人

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長谷川戦略マーケティング研究所所長
1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。長野県信連勤務後、政策研究大学院大学で公共政策修士を取得。長野県や上田市で統一ブランドの創設や農産物マーケティングを推進。また、小学校PTA会長や地域活動にも積極的に取り組む。現在、中小企業診断士・公共政策修士として「長谷川戦略マーケティング研究所」を立ち上げ、企業や行政のマーケティング支援に従事している。落語鑑賞が趣味で、「上に立つより前に立つ」や「やってみなければ幸運にも巡りあえない」という言葉が好き。
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