一周忌 母に捧げる 艶御膳

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今日2月18日は、菩提寺で母の一周忌法要。

コロナ禍のなか、参集者に用意したお持ち帰り弁当は、ナント特注の「艶御膳」。


私が関わる上田市の酒蔵・味噌蔵の発酵調味料を用いた発酵弁当(発酵四姉妹produce)である。

おうち料理研究家の王鷲美穂さんが料理していて、請けてもらえてラッキー。少ない数でごめんなさい。

食材は我が家の精魂込めてつくった白菜・大根・ネギと、坂城町和平産ニンジンを使ってもらった。

白菜、ネギは雪や氷にめげず、また大根は土の中で呼吸を整え待機していたかなと(笑)。

99歳の最後まで良く食べた亡き母。
友人である上田市在住のデザイナー押金美和さんがデザインした掛け紙の艶御膳と、これまたデザインし贈ってもらった回転灯籠を添えて、仏壇に供えた。

美味しいといってくれるだろう。

食してみると、上田で醸したみそ・酒・酒粕・甘酒・塩麹等の発酵調味料が、野菜の持つ本来の味を甦らせ、ローストビーフや地元産鶏肉とも絡んで身体に溶け込む。優しくて豊かな味わい。


デザートの「濃厚酒粕レモンケーキ~りんごの甘酒コンポート添え~」がまた、しっとりと口を和ます。

家族全員が完食。改めて有難う、美穂さん?

食べて幸せ、なによりの供養になりました。

この記事を書いた人

長谷川 正之
長谷川戦略マーケティング研究所所長

1955年生まれ、長野県埴科郡坂城町出身。長野県信連勤務後、政策研究大学院大学で公共政策修士を取得。長野県や上田市で統一ブランドの創設や農産物マーケティングを推進。また、小学校PTA会長や地域活動にも積極的に取り組む。現在、中小企業診断士・公共政策修士として「長谷川戦略マーケティング研究所」を立ち上げ、企業や行政のマーケティング支援に従事している。落語鑑賞が趣味で、「上に立つより前に立つ」や「やってみなければ幸運にも巡りあえない」という言葉が好き。
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